遺伝子の抽出や組み換え、解析といった実習をはじめ、遺伝子工学に関する広い知識と実験技術を身につけます
DNA技術者は、遺伝子の組み換えやゲノム解析、DNAの抽出など、遺伝子に関する様々な研究、実験を行いますので、求められるのはまず「実験」の技術や専門知識、実験機器の操作技術です。
そのため養成施設では、遺伝子工学や細胞工学、免疫化学といった座学での学習に加え、酵素や微生物を利用した遺伝子操作の実験、特殊な機械を使った遺伝子分析など、たくさんの実習を通して「実験に慣れる」「経験する」ことを目指します。
また、実務の流れや現場の雰囲気を学ぶため、実際の研究施設や病院での実習、インターンシップを取り入れたり、在学中に「バイオ技術者(中級)」「危険物取扱者」などの資格取得を目指すなど、より実践的な教育を行っている学校もあります。
もちろん、学校によってカリキュラムは異なるため、実習の有無や時間数、扱う内容は学校によって様々。自分に合った学校選びをすることが大切ですが、現場では必ず技術、実践力が求められますので、どれだけ実践に即しているか、どのような実習を扱っているか等、カリキュラムをチェックするのも一つの方法でしょう。
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