なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム

なりかたを知る

必要な知識・求められる資質

コーディネートやブライダルに関する知識はもちろん、
「接客のプロ」としてコミュニケーション力、会話力も大切です

必要資格

必須のものはありませんが、以下の資格がスキルの目安とされています

  • ・アシスタント・ブライダル・コーディネーター(ABC)検定
  • ・フォーマルスペシャリスト(ブロンズライセンス)
  • ・着付(初伝・中伝) ・パーソナルカラー検定(3級)
  • ・ファッション色彩能力検定 ・JMAメイクアップ技術検定 など
求められるスキル・資質
  • ・接客スキル ・カウンセリングスキル ・会話力
  • ・コミュニケーション力 ・心配り

お客様の好みや式のイメージにピッタリのドレスをご提案するためには、
お客様のニーズや気持ちを的確に察する力、細やかな心配りも大切になります

ブライダルのプロ+接客のプロとして

ウェディングドレスコーディネーターに求められるスキルは、ドレスに関する豊富な知識はもちろん、ブライダルに関する幅広い知識、そして接客のプロとして、コミュニケーション力や会話スキルが必須とされます。
お客様からは、ドレスのサイズや色、素材、デザインなど様々な質問を受けますし、それぞれにいろいろなコンプレックスや悩みを抱えていらっしゃいますので、「体のラインをキレイに見せるにはどんなデザインがよいか」「コンプレックスを軽減するにはどんなドレスがよいか」など、専門的な知識と柔軟な対応が必要になりますし、小物類とのコーディネート、色味のバランスを整える美的センスも不可欠。
その上で、お客様それぞれのニーズや個性をしっかりと捉えることが必要なため、お客様の気持ちや要望をきちんと引き出すためのヒアリング力やカウンセリングスキル、加えて、お客様に気持よくサービスを受けていただくための接客技術やコミュニケーション力が求められます。
特に近年、結婚式のスタイルが多様化し、新郎新婦のニーズや好みもそれとともに幅広くなっています。その中でお客様にご満足いただけるコーディネート、接客を提供するには、プロとしての確かな知識と、お客様のどんな要望にも柔軟に対応できるたくさんの引き出しが必要です。
また、ドレスにも「流行」がありますので、今世の中でどんなデザインが好まれているのか、年代ごとに異なるニーズや傾向なども把握していなければなりません。
幅広い知識が求められる分、日々の勉強や努力が必要になり、お客様への細やかな気配りも求められますので、ドレスやファッション、流行に興味があることはもちろん、「お客様の役に立ちたい」「人に喜んでもらいたい」という人に向いている職業です

ウェディングドレスのフィッティングでは、一人のお客様が何着も試着をされますし、試着ごとに様々な質問を受けますので、ウェディングドレスコーディネーターは、動きまわったり長時間立ちっぱなしになることも多くなります。しかし、お客様の前では常に気持ちの良い笑顔でいることが必須ですので、自己管理や体調管理をしっかり行い、常に万全の状態でお客様を迎えることも、プロとしてとても大切な要素です