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資格・試験情報

保育士資格と幅広い知識・技術を身につけて、様々な場所で活躍できる施設保育士を目指しましょう

施設保育士として働くには、厚生労働省が定める「保育士資格」の取得が必須条件となります。また、こどもたちの心をケアするため心理学やカウンセリングに関する資格はじめ、生活指導、生活支援、福祉、介護、医療などに関する資格が必要となることもあります。

必須ではありませんが、施設保育士に求められる代表的な資格として、以下のようなものがあります。児童福祉施設で過ごすこどもの心のケアを行うための資格として、(財)日本病院管理教育協会の定める「保健児童ソーシャルワーカー」や生活指導などを行うための「社会福祉主事任用資格」、こどもたちの命を守り、健康をサポートするための資格として、日本赤十字社の「幼児安全法支援員」や「上級救命技能検定」、カウンセリングなど行う上で(財)滋慶教育科学研究所の主催する「JESC認定カウンセラー」などが挙げられます。

その他に、遊戯の時間などには、日本レクリエーション協会の「レクリエーション・インストラクター」、教育においては「幼稚園教諭免許」が役立ちます。 働く場所によって求められる資格は異なりますので、自分に必要な資格を調べた上で取得を目指すとよいでしょう。

保育士資格難易度:★★★☆☆

厚生労働省の定める国家資格で、保育園や児童福祉施設で保育士として働くために必要となる資格。国家試験に合格する他、厚生労働大臣が定める「指定保育士養成施設」を卒業することで取得することができる。

主催:厚生労働省

幼稚園教諭免許難易度:★★★☆☆

幼稚園で教員を務めるために必要となる国家資格で教員免許の一つ。文部科学省の指定する養成施設を卒業、または教員資格認定試験に合格することで取得できる。

主催:文部科学省

保健児童ソーシャルワーカー難易度:★★★☆☆

いじめや虐待、不登校といった問題を抱えるこどもたちの心と体をサポートするための資格。施設保育士、幼稚園教諭養成のためのカリキュラムを履修した上で、全国統一試験に合格することで取得できる

主催:一般社団法人 医療教育協会

幼児安全法支援員難易度:★★☆☆☆

こどもたちを大切に育てるにあたり、乳児や幼児期に起こりやすい事故の予防とその手当、かかりやすい病気、発熱、けいれんなどの症状に対する、手当・知識・技術を習得したことを示す資格。講習会に参加することで取得できる。

主催:日本赤十字社

社会福祉主事任用資格難易度:★★★☆☆

支援や保護を必要としている人に対して相談や指導を行い、援助や育成、更生などに関する事務を行う上で必要となる資格。公務員として採用された後、福祉事業に従事する際、必要となる資格

主催:厚生労働省

JESC認定カウンセラー難易度:★★★☆☆

精神的、身体的、社会的にストレスや要求を抱えるクライアントに対し、専門的なコミュニケーション知識、技術をもって、クライアントに最適な援助者に向けてコーディネートを行う資格。試験に合格することで資格を取得することができる

主催:(財)滋慶教育科学研究所

レクリエーション・インストラクター難易度:★★☆☆☆

地域団体や福祉施設、学校、企業、イベントなどでレクリエーションの技術指導や実地支援を行うための資格。リーダーシップやコミュニケーション能力などを問う資格認定審査会を得て、資格を取得できる

主催:日本レクリエーション協会