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仕事を知る

カフェオーナーとは

自分の思い通りのカフェを創り上げる、経営者

カフェオーナーとは、カフェの経営者。
店のコンセプトから、立地、外装やインテリア、メニューを考えて、カフェをオープンします。経営者ですから、その資金調達から、スタッフの採用、そしてカフェ事業を営んで行くカフェ経営が仕事です。調理や接客も担当し、一人でカフェを切り盛りするオーナーもいれば、シェフやスタッフを雇い、経営だけを行うオーナー、また数店舗のカフェを経営する人もいます。
調理師やパティシエ、またカフェスタッフとして実績を積んで独立する人や、社会人経験を積んだあとに学校やスクールでカフェの経営を学んで開業する人がいます。
カフェは、空間の雰囲気やセンスが魅力。だからこそ、すべての面でオーナーのこだわりを活かすことができます。メニューやドリンクはもちろん、インテリアや音楽にも特徴を出せる、自分の理想のカフェを実現できるのがカフェオーナーです。

SPECIAL MESSAGE

仕事を通して学んだスキル、人脈は一生の宝もの

「カフェオーナーの魅力」

飲食業は「ピープルビジネス」 いろいろな人たちとの出会いを通じて、自分自身の成長を実感できます

源摩 雅昭さん

プロフィール

UCCフードサービスシステムズ株式会社
取締役 メルカード事業本部長

飲食業は「ピープルビジネス」と呼ばれ、人との関わり方が重要になります。対お客様、対従業員など人間関係の構築が重要な要素となります。「CS(顧客満足)」「ES(従業員満足)」の徹底が成功の鍵となります。そのために多くの時間を費やさなければなりません。それが仕事の難しいところでもありますが、この仕事を選んでよかったと思えるのも、人です。カフェは、仕事を通じていろいろな人たちと知り合える機会が他の業種より多いと思います。その出会いを通じて自分自身が成長できていると実感しています。そして、仕事を通じて学んだスキル、人脈などは一生の宝ものだと思います。

手間のかかった案件が、形になって計画通りの結果が残せたときに幸せを感じる

自分の企画したことが、考えたとおりの結果になったとき。特に手間の掛かった案件が、実際に形になって計画通りの結果が残せたときは幸せです。自分が選んだ好きな仕事なのでつらいと感じたこともありません。また、自分の経験や培ってきたスキルを活かしてカフェの学校で講師としてカフェオーナーの育成のお手伝いできることも楽しみです。私は、「独立したい」という目標もなく、学生時代のアルバイト経験から自分に合った仕事だと考えてこの業界に入ったので、最初はまず人より仕事を早く覚えて同期のなかで一番に店長になることが目標にしていたと思います。それが叶ったらまたその上を目指して努力しました。達成できたらその都度次のゴールに向かって今も走り続けていますので、最終ゴールはまだ先にあるように思います。

経験と努力と夢を持ち続けることでオーナーになることが可能な業界です

カフェオーナーになるためには、「サービスマインド」「調理技術」「リーダーシップ」は当然のこと、結果を数字で捉える定量的な分析力、マーケティング知識を学ぶ必要があります。そして、それらは実際に働き経験することで習得することになりますが、人より早く短期間で習得するためには事前に勉強しておいた良いと思います。そのためにも座学で習得可能な「計数管理」「マーケティング」「マネジメント」は働く前に勉強してください。
決して甘くはありませんが、経験と努力と夢を持ち続けることでオーナーになることが可能な業界です。多くの人と関わることで人格形成も可能です。
・食べることが好きな人
・人を喜ばすことが好きな人
・目的達成のためには努力を惜しまない人
・一生の仕事として将来、独立自営を目指している人
飲食業に興味のある人は是非、一緒にやりましょう。我々先輩がサポートをします。