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資格・試験情報

自分の目指す方向性に合わせて知識や技術を学び、
必要な資格を取得しましょう

ファッションデザイナーになるために必須の資格はありませんが、持っていれば良い資格として、次のようなものがあります。
服づくりの技術に関する資格として、(財)日本ファッション教育振興協会の主催する「洋裁技術検定」や「パターンメーキング技術検定」、「ファッション色彩能力検定」、東京商工会議所が主催する「カラーコーディネーター検定試験」などが、ファッションデザイナーに求められる代表的な資格です。
また、販売や運営までトータルで手がける場合には、(財)日本ファッション教育振興協会の「ファッション販売能力検定」や「ファッションビジネス能力検定」などの資格も役立ちます。着物に携わる場合は、東京商工会議所が主催する「和裁検定試験」などの資格もおすすめです。

ファッションデザイナーに関連する資格試験

【洋裁技術検定】難易度:★★☆☆☆~★★★★★

衣服を製作するため必要な知識と技術を審査する検定試験。初級から上級まで3つのレベルに分かれており、初級は基礎、中級は専門、上級は実務レベルとなっている。筆記と実技試験に合格することで、資格を取得できる 

主催:財団法人 日本ファッション教育振興協会

【パターンメーキング技術検定】難易度:★★★☆☆~★★★★★

デザイナーが描いたデザイン画をもとに、洋服をつくるための型紙を起こす技術と知識を審査する検定試験。3〜1級の3段階に分かれており、3級は入門、2級は専門、1級は実務レベルとなっている。筆記と実技試験に合格することで、資格が取得できる

主催:財団法人 日本ファッション教育振興協会

【ファッション色彩能力検定】難易度:★★☆☆☆~★★★★★

ファッションに関連する仕事を行う上で、必須となる色彩に関する知識や色彩感覚、運用能力を審査する検定試験。3〜1級の3段階に分かれており、3級は入門、2級は専門、1級は実務レベルとなっている。筆記と実技試験に合格することで、資格が取得できる 

主催:財団法人 日本ファッション教育振興協会

【カラーコーディネーター検定試験】難易度:★★☆☆☆〜★★★★★

色の持つ効果を、様々なビジネスシーンで活かすための知識や能力を審査する検定試験。3〜1級の3段階に分かれており、3級は基礎、2級は応用、1級は実践レベルとなっている。筆記試験に合格することで、資格が取得できる

主催:東京商工会議所 検定センター

【ファッションビジネス能力検定】難易度:★★☆☆☆~★★★★★

ファッションビジネスに携わるための知識や能力を審査する検定試験。3~1級の3段階に分かれており、3級は基礎、2級は実務、1級は広範囲にわたる専門的な知識が問われる。筆記試験に合格することで、資格が取得できる

主催:財団法人 日本ファッション教育振興協会

【ファッション販売能力検定】難易度:★★☆☆☆~★★★★★

アパレルメーカーや小売店において、服の販売や売上等を管理するための能力を審査する検定。3〜1級の3段階に分かれており、3級は基礎、2級は顧客対応と事務処理、1級は店舗の管理や運営などの知識が問われる。筆記試験に合格することで、資格が取得できる

主催:財団法人 日本ファッション教育振興協会

【和裁検定試験】難易度:★★☆☆☆~★★★★★

着物を仕立てるための技術や知識を審査する検定試験。4~1級の4段階に分かれており、4級は初歩、3級は基礎、2級は職務、1級はより高度な職務レベルの技術と知識が問われる。筆記・実技試験(3級からは縫製試験も実施)に合格することで、資格が取得できる

主催:東京商工会議所 検定センター