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仕事を知る

就職先・活躍フィールド

アパレルメーカーやオリジナルブランドで活躍する他、個人でブランドを立ち上げ、独立するデザイナーも!

フファッションデザイナーの主な就職先
・アパレルメーカー、企業  ・デザイン事務所  ・個人ブティック

ファッションデザイナー 職業データ

就業時間 181時間/月 ※就業場所によって異なる
平均給与 16~19万円/月(初任給)
男女比率 (男性)5:(女性)5

※給与は就業場所やキャリアによって異なりますので、経験を積んでステップアップを目指します

アパレルメーカーや個人ブティックに就職

ファッションデザイナーは大きく分類すると、アパレルメーカーなどに所属する企業デザイナーと、フリーのデザイナーの2つに分かれます。企業デザイナーの場合、アパレルメーカーや個人ブティック、製造工場、デザイン事務所などに就職します。大抵の場合は、小さな仕事から徐々に経験を積んで、ファッションデザイナーとしての技術を高めていきます。最初はパタンナー業務から始めたり、他のファッションデザイナーのアシスタントからスタートするケースもあります。雇用形態は正社員か契約社員のどちらかになることがほとんどです。契約社員として採用された場合は、経験と実績を積むことで正社員にステップアップできる職場が多いようです。

実力が収入に直結するフリーの世界

ファッションデザイナーのもうひとつの働き方として、フリーランスがあります。有名デザイナーともなると、フリーランスで企業などと契約し、ブランドの方向性から手がけたりもします。フリーランスの場合は、個人のセンスや実力がそのまま収入に直結するので、ある程度の実力や覚悟がないと厳しい働き方であるといえるでしょう。

フリーランスの良い点は、一つのブランドに縛られず仕事ができることや、自分が主体となってブランド展開や服のコンセプトメイクなどを行えることです。様々なシーンやターゲットを相手に、幅広い服づくりに挑戦できるでしょう。また、個人でブランドを立ち上げることも可能です。いずれの場合も、企業や個人ブティックである程度経験を積んだデザイナーがフリーランスに転向するのが基本であり、実務経験のないままフリーランスになったり、インディーズブランドを立ち上げて成功するのは、ごくごく稀なケースといえます。

華やかなファッション業界に憧れる人は多く、ファッションデザイナーは非常に競争率の高い職種です。その反面、業務がハードで挫折する人も多く、業界全体で入れ替わりが激しい職種でもあります。近年では即戦力を求める傾向が強くなっているので、これからファッションデザイナーを目指す方は、基礎的な教育に加え、実践的な授業を取り入れている学校を探し、現場感覚を養っておくことをおすすめします。