なりたい仕事のことを知る ナリカタ

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なりかたを知る

必要な知識・求められる資質

プログラミング言語をはじめとする幅広い知識と技術、
根気強さや集中力、コミュニケーション力も重要です

必要資格

必須資格はありませんが、これらの資格があると就職にも有利です

  • ・基本情報処理技術者 ・応用情報処理技術者
    ・C言語プログラミング能力認定試験
    ・JAVA™プログラミング能力認定試験
    ・Oracle認定Javaプログラマ(旧:Sun認定Javaプログラマ)など
求められるスキル・資質
  • ・プログラミング言語 ・コンピュータ全般に関する知識、技術
  • ・コミュニケーションスキル ・集中力 ・忍耐力 ・柔軟性

プロジェクトはチームで動くことが多いため、協調性があり、能動的に行動できる人、
また、緻密な作業に根気強く取り組める人、向上心のある人に向いている職業です

テクニカル面で求められる確かなスキル

プログラマは、様々なプログラミング言語を使用してシステムやソフトウェアを作成しますので、「C言語」「Java」といった基本的な言語はもちろん、ハードウェアからソフトウェアまでコンピュータ全般にわたる知識など、幅広い分野の知識、技術が必須になります。中でもプログラミング言語に関しては、知識だけでなく、しっかりと使いこなせる実践力が求められます。
また、必須ではありませんが、これらのスキルレベルの目安として「基本情報処理技術者」「C言語プログラミング能力認定試験」などの資格を取得しておくと、就職時にも役に立ちます。

コミュニケーション力や柔軟性も重要に!

プログラマといえば、PCに向かって黙々と作業をしているイメージを持たれますが、決してそうではありません。開発の仕事はチームで行うことがほとんどですので、他のプログラマやSEとの意思疎通は不可欠。
そのためには、コミュニケーションスキルや協調性、また、他のチームメイトやプロジェクトの進行の妨げにならないよう、自分の業務やスケジュール管理をきっちり行うことも必要です。
さらに、プログラミング言語はバージョンアップなどで移り変わりが早く、技術もどんどん進化していきますので、常に知識や技術を学び、自分を高める姿勢、向上心も重要な要素です。

TOPICS!

それぞれの業界で必要とされるプログラミング言語

プログラマが使うプログラミング言語には、「C言語」「Java」をはじめ、「PHP」「C#」「Visual Basic」「ASP」「Perl」など様々な種類が存在し、この中でどの言語を扱うかは、開発するシステムの種類や業界によって異なります。
例えば、企業の販売管理システムや生産管理システムといった業務システムでは「Visual Baisc」が多く用いられますし、Web系のシステムやサイト制作では「PHP」や「Perl」などが使われます。
また、「Java」や「C言語」は特に汎用性が高く、携帯電話のプログラムや家電製品の組込みシステム、ネットワーク系やIT系をはじめ、ジャンルを問わず様々な業界で使用されています。
では、プログラマになるには全ての言語に精通していなければいけないのか、というと、そういうわけではありません。
もちろん、多くの言語を使えればその分活躍フィールドも広がりますが、上記のとおり業界によって言語のシェアは異なりますし、一つの言語をマスターしていれば、他のプログラミング言語もある程度理解できるようになります。そのため、どの言語を学ぶにしても、まずはその仕組みや特性をしっかりと理解すること、そしてそれを「使いこなす」ためのスキルを身につけることが大切です。

プログラマは、緻密なプログラミングに長時間向きあうことが多く、行き詰まることや「バグ」も日常。そのため、「PCやプログラムが好き」なことはもちろん、集中力があり、一つのことに根気強く取り組める人でなければ務まりません。
また、広い視野を持ち、失敗した時や行き詰まった時に「どこが間違っているのだろう」と、冷静かつ論理的に、そして柔軟に考えられる人に向いている職業です。