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医療秘書への道のり

養成施設で学び、資格取得にチャレンジ。
実習、インターンシップから採用が決まることも!

医療秘書として働くために特に決まったルートや資格等はありませんが、専門的な知識が必要とされるため、養成施設などで必要な知識を修得した上で、何らかの資格をとって就職活動をする人がほとんどです。
また、養成施設で学ぶことの大きなメリットとして「インターンシップ」や「現地(病院)実習」があげられます。 授業の一貫で、研修やインターンシップとして実際の病院で一定期間働くことができるため(※1)、それをきっかけとして採用につながったり、在学中に就職が内定するというケースも多いようです。知識やスキルはもちろんですが、何より人間性が求められる職業なので、採用側としても、実際の業務の中で働き方や人柄を見て採用する方が安心、という現実もあるのでしょう。
医療秘書に関連する資格には様々なものがありますが、就職の際、習得知識やスキルレベルとして目安にされるものの一つが、医療秘書教育全国協議会が主催する「医療秘書技能検定試験」です。 3級~1級まであり、受験条件はなく誰でも受験することができますが、上級になるほど広く高度な知識が求められますので、養成施設などで必要知識を習得してから受験するのが一般的です。この他、医療事務とコンピュータ処理の基礎技術を問う「医事コンピュータ技能検定試験」や、診療報酬明細書(レセプト)を処理するための専門知識、技術を問う「診療報酬請求事務能力認定試験」といった資格もあります(※2)。

  • ※1:研修やインターンシップの有無、カリキュラムは学校によって異なります
  • ※2:試験の詳細は「資格・試験情報」のページでご覧いただけます

医療秘書までの道のり