なりたい仕事のことを知る ナリカタ

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地元のみんなを健康に、ハッピーに。
プロ格闘家から柔道整復師へ

豊永 稔さん柔道整復師 りらくせいこついん葛西駅前 院長

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

知識を深めるために、格闘家からレフェリー、そして柔道整復師へ

プロの格闘家を引退し、レフェリーへと転身したのですが、その中でもっと知識を深めたいと思い、柔道整復師の道を決意しました。仕事柄ケガも多く、トレーナーや整骨院の先生にはお世話になっていましたので、その影響もあったと思います。そして、師匠である高田延彦さんの勧めもあり、東京メディカル・スポーツ専門学校(TMS)へ入学しました。

広く深い生理学を学んだ

レフェリーとして働きながらの通学で、試験の前などは大変でしたが、きちんと基礎から学ぶことが出来たのは本当に良かったと思います。特に面白かったのは、生理学の授業です。身体の機能や働きをトータルで学びました。自分がレフェリーをする場合でも、そういった知識があるのとないのとでは、全く違います。一つのミスが、命の危険にもなりかねない仕事だからこそ、深い知識が必要なんです。

治療院を通して、地元の皆さんにハッピーになってほしい

現在は、りらくせいこついんの院長を務めながら、格闘技スクールの講師、レフェリーの仕事もしています。忙しいですが、TMSで得た知識を元に、いろいろな仕事が出来るのは、楽しいですね。 うちの整骨院のモットーは「笑顔」。身体の調子が悪い患者さんたちだからこそ、身も心も軽くなってほしいですから。一方で、スタッフが笑顔でいられるよう心配りするのも、僕の大事な仕事の1つです。この仕事を通じて、地元の人みんなを笑顔でハッピーにさせることが、今一番の目標だと思っています。