なりたい仕事のことを知る ナリカタ

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患者さんやご家族の 喜ぶ姿に出会えることが 何よりのやりがいです。

狩野 綾子さん中学校英語教諭 → 義肢装具士(株式会社有菌製作所 勤務)

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

家族の事故が、義肢装具士を目指すきっかけに

以前は英語の教諭として中学校で働いていたのですが、結婚1ヶ月目のこと、夫が事故で大腿部を切断することになったんです。片足になった夫は義足を使用することになったのですが、初めて夫が義足で歩いた時、言葉にならない程の感動を覚えました。そして、義肢装具士の職人技ともいうべき美しさに「私もこれを作りたい!」と思い、義肢装具士を志すようになりました。

患者さんの喜ぶ姿が何よりの励みになります

学ぶことも多いですし、学校での勉強は大変でしたが、新しい知識がふえていくこと、じょじょに技術が身についていくことがすごく嬉しかった。また、私の学校では理学療法士や作業療法士の学科も併設されていて、そうした学科との連携授業もあったのですが、これは現場での「チーム医療」につながることで、いまの職場でもその経験が役立つことは多いですね。

現在は、北九州市にある義肢装具の製作所で働いています。やりがいを感じるのは、難しい症例を担当し、ご本人や家族、医師、理学療法士らと、力を合わせて義足リハを進めていく課程。

そして何よりも、患者さんやご家族の喜ぶ姿が一番の活力です。これからも、義足適合の技術向上だけでなく、心理面や経済面、様々な側面から患者さんを支えるためにどうすれば良いのか、自分にできるベストを探り続けます!