なりたい仕事のことを知る ナリカタ

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「ありがとう」の瞬間が何より嬉しい。いつまでも患者さんと一緒に笑っていたいです

大泉貴志さん理学療法士 (医療法人 清翠会 牧リハビリテーション病院 勤務)

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クラスメイトのおかげで充実した3年間でした

「人と接する中で相手に喜んでもらえる」そんな所に魅力を感じて、理学療法士の道を志しました。
専門学校時代は、よく遊び、よく勉強した3年間だったなと思います。遊ぶときも勉強するときもクラスメイトと一緒で、今考えると、勉強は嫌いだったけどとても充実した時間でした。
試験前なども、家でなく図書館でクラスメイトと一緒に勉強することで、お互いに教えあいながら勉強できましたし、苦手な勉強も楽しく取り組むことができました。

いつでも患者さんと一緒に笑っていたい

リハビリテーション病院では、歩行練習や階段の昇降練習、食事や排泄、更衣、入浴といった日常生活動作の練習を行います。トイレの手すり等を利用して、一人でトイレ動作を行えるように練習したり、お風呂の手すりや台などを利用して安全に入浴ができるよう練習したり、患者さんが一人で生活できるように様々な動作の練習を行うことが私の仕事です。
職場では、常に笑顔でいるように、そして患者さんも笑顔でいられるように心がけています。
患者さんが少しずつ回復していく様子をみると自分自身も嬉しくなりますが、何より嬉しいのは、やはり患者さんが元気になって退院される時。そして「ありがとう」と言ってもらえた時ですね。
この喜びや初心を忘れずに、いつでも患者さんと一緒に笑っていられる理学療法士でいたいです。