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専門用語集

言語聴覚士に関する専門用語

  • 脳卒中【のうそっちゅう】
    脳の血管がつまって意識がなくなり、意識を回復した後も運動や言語の障害が残る病気。
  • 嚥下障害【えんげしょうがい】
    病気や障害、加齢によって、食べ物の咀嚼や飲み込みができなくなること
  • 失語症【しつごしょう】
    脳出血や脳梗塞といった脳の障害によって、脳内の言語中枢が損傷され、言語機能(聞く・話す・読む・書く)に障害が出ること。相手の言葉が理解できない、自分の意図した言葉を発声できない、などが主な症状で、文字を読んだり書いたりすることも困難になる
  • 運動性構音障害【うんどうせいこうおんしょうがい】
    脳出血、脳梗塞等の脳血管障害によって、唇、舌などを動かすための神経の働きが損なわ、口唇や舌が麻痺したり、スムーズな運動ができなくなる障害。ろれつが回らない、ガラガラ声などの症状があり、食べ物を咀嚼したり、飲み込んだりする機能にも障害が出やすくなる。運動の障害なので、音声による言葉の理解や文字による読解、文字を書いたりすることには影響しない
  • 機能性構音障害【きのうせいこうおんしょうがい】
    病気や麻痺、口の中の異状・けがなどと関係なく、幼少の頃より発現する発音異常、発音障害。通常、4歳~6歳前後に言語の発達が完成するものですが、この年齢になっても幼児音(サ行がタ行になる等)がみられ発音が不明瞭な場合を言う。「サカナ→タカナ(シャカナ)」「おかあさん→おかあたん」など、カ行がタ行に、サ行がタ行、チャ行、シャ行になるなど
  • 音声障害【おんせいしょうがい】
    ポリープなどによって生じる声の障害。声が嗄れる、大きな声が出ないなどが主な症状で、歌手、役者、教師、アナウンサーなど、声を酷使する職業に多く見られる障害。謝った声の出し方や乱用が主な原因とされる