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資格・試験情報

広い領域の知識が求められる専門職。
資格取得後の生涯学習も大切です

言語聴覚士の国家試験は、年に1回、毎年2月に行われます。試験は筆記試験のみで、午前100問、午後100問の合計200問。全体の合格率は平均60%ですが、新卒者では80~90%、既卒者が30~40%と、属性によって開きがあるのが現状です。
試験科目は、基礎医学、心理学、言語聴覚障害学など全12科目。試験に合格すると、厚生労働大臣に申請し、言語聴覚士としての資格を得られますが、高い専門性が求められる職業であるため、試験対策のための勉強だけでなく、資格取得後、就職後のスキルアップ、生涯学習が大切です。

試験開催時期 毎年2月/年1回
試験開催場所

北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県

受験資格
  • 1. 高校を卒業後、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した言語聴覚士養成所において、3年以上言語聴覚士として必要な知識及び技能を修得したもの
  • 2. 学で2年、または高等専門学校で5年以上就業、かつ厚生労働大臣の指定する科目を履修した後、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した言語聴覚士養成所において、1年以上言語聴覚士として必要な知識及び技能を修得したもの
  • 3. 大学で1年、または高等専門学校で4年以上就業、かつ厚生労働大臣の指定する科目を履修した後、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した言語聴覚士養成所において、2年以上言語聴覚士として必要な知識及び技能を修得したも
  • 4. 短期大学をのぞく大学で厚生労働大臣の指定する科目を修めて卒業し、厚生労働大臣による認定を受けたもの
  • 5. 一般の4年制大学を卒業後、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した言語聴覚士養成所において、2年以上言語聴覚士として必要な知識及び技能を修得したもの
  • 6. 外国で、言語聴覚士の養成校を修了、もしくは免許を取得したもので、厚生労働省大臣による認定を受けた者

※ 厚生労働省が定める国家試験の概要はこちら

試験方法 筆記試験
試験科目 基礎医学、臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育、言語聴覚障害学総論、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、発声発語・嚥下障害学及び聴覚障害学
受験料 35,700円
申し込み方法 受験願書他指定の書類を「財団法人医療研修推進財団」へ提出する
試験に関する照会先 財団法人医療研修推進財団
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目22番14号 ミツヤ虎ノ門ビル4階
TEL:03-3501-6515