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監督・コーチへの道のり

まずは専門知識とノウハウを身につけることが大切。
養成施設などで指導者の基盤を形成します

指導者の中でも上級職である監督・コーチになるためには、国家試験などはありませんが、競技や身体機能、スポーツ医学・心理学、栄養学、指導法など、幅広い専門知識を身につける必要があります。そのためにまずは養成施設(専門学校、短期大学、大学など)で、指導者としての基礎を学び、プロを目指すのが一般的です。

監督・コーチの代表的な資格として、日本体育協会が主催する「競技別指導者資格」、競技別には日本サッカー協会が定める「日本サッカー協会公認サッカー指導員」などがあります。その他にも指導に関する様々な資格がありますので、担当するレベルや競技に応じて取得を目指していくとよいでしょう。

養成施設で学ぶメリットは、監督・コーチに求められている知識・技術を効率良く学べること、カリキュラムによっては資格取得のための講習会や試験などが一部免除されることです。また、求人情報などがあまり表に出ない仕事ですが、在学中の実習やインターンシップを通じて、就職先が決まるケースも多くあるようです。

監督・コーチまでの道のり