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通訳ガイドとは

豊富な語学力で日本旅行をあらゆる面からサポート!観光案内からスケジュール管理まで、幅広くこなします

通訳ガイドとは、外国人観光客の方を対象に、外国語を用いて日本国内の観光案内や旅行中のサポートを行う職業です。「ガイド」という職種名からは、"観光案内を行う"という仕事をイメージされることが多いかもしれませんが、その他にも空港への出迎えや見送り、交通や宿泊の手続き、ショッピングのお手伝いなど、ツアー内のあらゆる業務をこなします。

基本的には自分が得意な語学でガイドの資格を取得し、通訳ガイドを務めます。国内で最も割合が多いのは英語を話す通訳ガイドですが、近年ではアジア圏の観光客が増加し、中国語や韓国語を話せる通訳ガイドの需要が高まっています。 なお、通訳ガイドとして働くためには「通訳案内士」という国家資格が必要となります。この資格が無いまま通訳ガイドとして働き報酬を得ることは、国内では法律上許されてはいません。
そのため、通訳ガイドを目指す方はまず「通訳案内士」の資格の取得を目指します。通訳ガイドを育成する養成施設(専門学校、短期大学、大学など)もあるので、そうした場所で必要な知識を学び、通訳ガイドを目指す人も多くなっています。

働き方としては、これまではフリーランスが主流となっていましたが、近年、アジア圏の観光客の増加に伴い、旅行代理店などで通訳ガイドを正社員として採用する動きが見られます。今後も訪日観光客の増加にあわせ、通訳ガイドの働き方は少しずつ変化していくと考えられており、需要も高まっていくことが期待されています。

通訳ガイドの魅力ポイント!

1旅行が好きな人にはピッタリのお仕事
通訳ガイドは様々なツアーに同行し、観光地を回ります。新しい場所に行くたびに綿密な下調べが必要ですが、日本各地を回ることができるので旅行が好きな人には楽しい仕事です
2日本と外国のかけ橋になることができる
たくさんの外国人観光客の方に日本の良さを知ってもらい、日本を好きになってもらえることは、通訳ガイドにとって嬉しいこと。日本と世界を結ぶ手伝いができていると実感できます
3通訳の知識と資格は一生モノ!
通訳ガイドとして身につけた語学力や資格は、旅行業界以外でも多岐にわたり活用できます。また、通訳関連の仕事自体、非常に長く続けられるという点も魅力です