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介護福祉士への道のり

2012年度より国家試験の受験が必須に!
受験者数15万人を超える人気資格

介護福祉士になるには、介護福祉士国家試験に合格しなければなりません。今までは介護福祉士養成施設を修了すれば、卒業と同時に国家資格を取得できましたが、2012年度(※)より国家試験の受験が必要になりました。
(※2015年度までの3年間延期になる予定です)

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受験資格を得るためには、国が認定する養成施設の大学・短期大学もしくは専門学校で指定科目を履修し、修了することが必須条件です。また、福祉系大学、社会福祉士養成施設もしくは保育士養成施設を修了後、介護福祉士養成施設で学ぶというルートも。そのほか、介護の実務経験が3年以上あれば受験資格を得ることができますが、この取得方法は2014年をもって廃止されることが決定(※)しています。
(※2015年度まで延期になる予定です)

写真2

介護福祉士国家試験の受験者数は近年急増しており、2010年度には15万人を超えました。合格率は50%前後。試験は筆記と実技がありますので、養成施設で総合的に学んでおきましょう。なお、国が指定した養成施設で実施される介護実技講習会を受講し、認定を受ければ、実技試験は免除されます。

介護福祉士は、ホームヘルパー1級・2級の上位資格にあたる国家資格であり、就職には圧倒的に有利で選択肢も広がります。介護職は現場でのスキルが一番ものを言う仕事。就職後はしっかりと実績を積みながら、キャリアアップを目指しましょう。

 

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