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仕事を知る

就職先・活躍フィールド

人材不足が続いている介護業界で
有資格者の就職率は安定しています

介護福祉士の主な就職先
  • ・老人福祉施設 ・特別養護老人ホーム ・身体障がい者施設 ・福祉サービス会社  など

介護福祉士(ケアワーカー) 職業データ

就業時間 166時間/月 ※就業場所によって異なる
平均給与 201,600円/月(勤続5.4年目の平均月収)
就業者の男女比 (男性)3:(女性)7
平均年齢 37.6歳
  • 給与は就業場所や勤続年数、スキルによって異なります。経験がものを言う職業ですので、時間と実践を重ねて昇給、ステップアップを目指します

特養のケアワーカーから訪問介護ヘルパーまで

写真1

介護福祉士の就職先で多いのは、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、デイサービスセンターなどの高齢者向け福祉施設です。また、訪問介護を行うシルバーサービス会社なども増えています。そのほか、身体障がい者や知的障がい者の更生施設など、障がい者の社会復帰を目的とした福祉施設でも多くの介護福祉士が活躍中。業務内容は現場によって異なりますので、自身の興味と適性、雇用条件などを考慮した上で、自分に合った職場を探していきましょう。

日勤・夜勤のシフト制やパートタイムなど雇用形態は様々

勤務時間や休日、残業時間などは職場によって異なります。24時間体勢で介護を行っている施設などでは、日勤・夜勤のシフト制になっているほか、その他の施設を含めて非常勤雇用も多いのが特徴。介護職は身辺介護や家事援助などが主な業務なので、女性の活躍が目立ちますが、最近では男性の就業者も増えてきました。

介護福祉士は国家資格ですので、その専門知識とスキルは年齢・性別を問わず生かすことができます。社会の高齢化と共に活躍できる場も広がっており、たとえば女性の場合は、結婚後にパートタイムのケアワーカーとして働く人もたくさんいます。また、現場で経験を積んだ後、福祉施設の運営に携わるケースなども。起業して新たな介護の道を切り開いていけるチャンスもありそうです。

高齢者3600万人時代を支える重要な専門職

2025年には、高齢者は3600万人を超えるといわれています。介護福祉士は、そんな日本の未来を支える重要な専門職。自分自身や家族の将来のためにも役に立つスキルであり、経験を重ねてステップアップしていくほど奥深さを実感できる仕事なので、ぜひトライしましょう。