なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム
ケーキ販売員として、おいしさとホッと一息つける暖かい気持ちをお届けしています

佐々木 邦恵さん「オークウッド春日部店」ヴァンドゥーズ

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

「やっぱりケーキが好きだ」と自覚し、大学卒業後に専門学校に進学

高校で進路を決めるときに、大学か専門学校で悩みました。結局、大学で4年間学び、就職活動も始めたのですが、もともと大好きだったスイーツへのこだわりが捨てられなくて。大学時代、ケーキ屋さんでアルバイトをしていたのですが、卒業を機に辞めたらスイーツとの接点がなくなり、一気に寂しい気持ちに襲われました。そのとき、「やっぱり自分はケーキが好きなんだ」と改めて自覚し、専門学校進学を決めました。たくさんある製菓学校の中から東京ベルエポックを選んだのは、先生方が親身に相談に乗ってくれたから。大学を出てから専門学校に入ることに不安もありましたが、資格の取得などについて丁寧に説明してもらい、心が決まりました。

お客様から笑顔が戻ってくると「よし」と前向きな気持ちになります

念願だったケーキの販売をしています。このお店は現場実習でお世話になり、アルバイトを経て就職しました。もともとスイーツが大好きだったので、いろいろなお店に行きましたが、ここは味はもちろん働いている人の雰囲気が他とは違ったんです。初めて買いに行ったとき、ショーケースに並んだケーキを見て迷っていたら優しく声をかけてくれたり、二度目に行ったら私の名前や好みを覚えていてくれたり、とにかくサービスが温かいんです。今、私も店頭でお客様に接するようになり、あの時の自分の気持ちをお客様に届けられるようがんばっています。お客様をお名前でお呼びして、笑顔が戻ってきた時は「よし」と前向きな気持ちになりますね。今はお客様と触れ合う接客の仕事にやりがいを感じていますが、お菓子作りを一からみっちり勉強した学生時代を思い出すと、お菓子を作りたい気持ちがムクムク。いつかは、自分で作って販売できたら理想ですね。