なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム
お客さんの笑顔、感動している姿にやりがいを感じています

西川 明宏さん

テーマパーク&ステージダンサー

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

テーマパークで踊るダンサーに感動し、憧れた!

小学校の時に、テーマパークのステージショーを観て、ダンサーが踊っている姿に感動し憧れを抱きました。はじめは音楽番組で踊っているダンサーさんの真似をしたり、近所のダンススクールに通っていただけでしたが、発表会などで人前で踊っていくうちに笑顔になってくれるお客さんの姿を見て、ダンスを通してたくさんの方に元気や感動を与えたいと思いました。
テーマパークダンサーの仕事は、ひとつのショーに対して数日間のリハーサルをし、ショーオープンで本番をむかえます。リハーサルもはじめはリハーサル室で振り付け・フォーメーションをつけてから、実際踊るステージでリハーサルを行います。現場に行ってからステージの状況などを把握するので、変更等が多々発生します。プロとして、その変更等にその場で対応しなければなりません。ショーがオープンしてからも本番を行いつつ、次のショーのリハーサルが始まることがあります。仕事をする前は、ただ踊るだけと考えていた自分がいました。しかし、リハーサルから本番をやり続けるにあたってたくさんのスタッフの方々に支えられています。音響さん・照明さん・バックステージでショーを進行しているスタッフさん、たくさんのスタッフさんがひとつのショーを創り上げていることに驚きを感じました。ただ踊るだけでなく、周りのスタッフさんに感謝の気持ちを持ちつつ、パフォーマンスをしなければいけないですね。

多くの人に認められるテンターテイナーになりたい

大きいステージ・何人ものお客さん、最高の環境で踊らせていただいてることがすごく幸せであるのと同時に、「お兄さんの踊っている姿を観ていると元気が出る。感動します。」などと観てくださっているお客さんの話を聞いたり、感動して涙を流したり、笑顔になってくれていたりするのを観るとものすごくやりがいを感じます。 テーマパークダンサーを目指すのならば、テーマパークでは様々なジャンルができることを求めてきます。ダンスの基礎であるバレエはもちろんのことジャズやヒップホップなどを学んでおいたよいでしょう。ショーも1日に数回行います。筋トレや体を壊さないように柔軟・ストレッチなど、基礎体力作りは必要です。そして、テーマパークダンサーとして1番欠けてはいけないことが笑顔です。表情を豊かに、踊っていても表情を崩さず楽しく笑顔で踊ることがとても重要です。不安になったり悩んだり壁にぶつかったりすることもあると思いますが、ダンスは今日・明日とすぐに結果が出せるものではないと思います。日々の練習・日々の努力が必ず結果につながり、夢・目標に達成します。できなかったことができるようになる達成感はたまりません。あきらめずにひとつひとつ一生懸命取り組んで、夢・目標に向かって頑張ってほしいと思います。 僕もこれから、テーマパークで経験したことを活かし、もっともっとスキルアップしてもっともっと表現力を身につけ、アーティストのバックダンサーやミュージカルなどの大きな舞台で踊れるようになりたいです。そのほかにも、アーティストさんの振り付けやライブの演出など、経験したことがないものにも挑戦していきたいです。そして、みなさんに認めてもらえるような素晴らしいエンターテイナーになりたいと思っています。