なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム

先輩を知る

自分だけのオリジナルデザインをお客さまに喜んでいただけることにやりがいを感じます

安達 友香さんネイリスト(GranCieux Le Nail 勤務)

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

先輩の話を聞くのが楽しくて、体験入学に何度も通いました

高校2年生の冬に、この学校で「学生が500円でネイルをやってくれる」というスクールネイルサロンがあることを知って、元々自分でマニュキアを自分で塗ったりするのが好きだったので、塗ってもらおう!と行ったんです。ピンクのネイルにお花の3Dをやってもらったんですが、その時ネイルをやってくれた担当の先輩が綺麗でカッコ良くて、お話を聞いていたら私も将来ネイリストになりたいなぁと興味を持ちました。それで「体験入学」に参加しました。体験入学が楽しくて、次回は何をやるのか聞いたらまた行きたいなと思って、体験入学は2週間に1回くらいマメに通いました(笑)。先生と顔見知りになってどんどん楽しくなりました。

学校のスクールネイルサロンで経験を積むことができました

入学してから半年はネイルのほか、エステやメイクもトータルに学ぶんですが、私はネイリスト以外にはなるつもりはありませんでした。でも実際にネイリストになってみると、お客様からお肌の悩みを相談されたりすることもあるので、エステやメイクのこともお客様と話せるように学んでおいてよかったと思います。入学から半年でトータルビューティー科の全員がネイリスト検定の3級を受験するんです。その後、ネイルコースに分かれてから2級、1級と。1級と取得して、実務経験が2年あれば認定講師の資格を受験できますが、今は忙しくて時間がないので私はまだ1級です。試験は実技と筆記で、難しかったですね。2級がなかなか受からなくて2回か落ちました(笑)。授業では先生にも「安達さんは絶対大丈夫!上手いから受かるよ」と言われていたのに本番に弱い!?かなり挫折しました。1級も1回落ちてから受かりました。学校での楽しかった思い出は、やはりスクールサロンですね。美容師はヘアサロンにアシスタントとして入って体験を積むことが出来ますが、ネイリストはなかなかそういう場がないので、学校のネイルサロンでお客様と接することを学べたのは大きな経験でした。

誰かのマネをするのではなく、自分をブランドだと思ってデザインを考えます。

学校に通いながら、2年生の12月から銀座のネイルサロンで働き始めました。学校を卒業してからは千葉のサロンで店長として働いています。毎日9時にはお店に出勤して、夜は20時まで、1日10名くらいのお客さまのネイルをします。お客様によって求めていることが違うので、要望をしっかりと聞いて、落ち度がないように完璧を目指しています。ネイルのデザインを考える時は、ネイル雑誌を見ないようにしています。マネをしないように、安達友香というブランドにお客さんが来てくださっているんだと考えるようにしています。失敗談は…、私が初めてネイルサロンで担当したお客様が「白のグラデーション」をリクエストされたんですが、白のグラデーションは、グラデーションの中で一番難しいんですよ。一番最初がそのオーダーだったので、言葉を失ってしまって、必死にやったんですけどやっぱり上手くいかなくて、店長に助けを求めたことがありました(笑)。

得意なのは3Dネイル、繊細で上品なアートが好きです

新しい技術やメーカーからの新商品もどんどん出てくるので、今も講習会にはよく行っています。得意なのは3Dネイルで、お花や、繊細で上品なアートが好きです。自分のやった3Dはどれも気に入っています。お客さまに「お任せします」と言われると、特にやりがいを感じます。私のデザインを気に入って喜んでいただけると、自分のデザインは間違っていないんだ、と自信にもなります。今は店長としても、スタッフに自分の背中をちゃんと見せて仕事をしなくては!と思っています。いつかはフランチャイズでも自分のサロンを持ちたいです。

安達さんが活躍するネイルサロン

「GranCieux Le Nail」

初めてでも入りやすいアットホームなサロン。シンプルなネイルからゴージャスなイメージまで幅広く対応。