介護・福祉分野丨ナリカタ特別企画『資格のススメ』

子どもからお年寄りまで幅広い人を対象とする仕事。
様々なフィールドで人材が求められています。

心身の障がいによって日常生活に支障のある人、失業者や不登校児童、高齢者など、子どもからお年寄りまであらゆる人が対象となる介護・福祉の仕事。高齢社会に加え、福祉の充実は現代社会の課題でもあるため、市区町村の役所や福祉施設、そして医療機関や学校など、専門職のニーズはますます拡大しています。

国家資格

筆記試験

1997年に制定された「社会福祉士法及び介護福祉士法」により誕生した国家資格。心身の障がいなどによって日常生活を送るのに支障がある人に対して、福祉に関する相談に応じ、助言や指導を行うための資格です。心理学、社会学、法学、保健医療まで、幅広い専門知識が問われます。

国家資格

筆記試験・実技試験

介護に関する社会福祉の専門職で、1997年に制定された国家資格。筆記試験では「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」という3領域において、全11科目から出題。実技試験では、移乗動作や衣服の着脱、環境整備など、介護に関する専門技能が試されます。

国家資格

講習・筆記試験

1997年に制定された国家資格。精神障がいを持つ人々に対し、社会復帰に向けて様々な相談にのったり、助言や指導などを行います。国家試験は２日間に渡って筆記試験が行われ、精神医学、精神保健学から精神リハビリテーション学、心理学、法学まですべてに深い理解力が求められます。