なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム
お客様の「ありがとう」「かわいい」と言葉を聞くと頑張ってよかったと思います。

松下 美香さん診フラワーショップスタッフ
日比谷花壇 e-LABEL(イーレーベル)ecute 大宮店

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お客様の「ありがとう」「かわいい」と言葉が喜び

作ったアレンジなどをお客様にを見せて、「可愛いわね」とか「ありがとうございます」とか、「お願いして良かったわ」と言っていただくと、頑張った甲斐があるなとうれしくなりますね。また、「お姉さんの説明はわかりやすかったです」と言われたことがあるんですが、その言葉がとても嬉しかったですね。反対に、苦労しているのも接客です。お客様がおっしゃった通りに作っているつもりなのに、お客様からそうじゃないと言われてしまったり。イメージを言葉で伝えるのは難しいですから、それをしっかり汲み取るのは、花屋の永遠の苦労のテーマだと思います。苦労といえば、最初の頃は、自分の知らないことを聞かれるとあたふたしてそまって、いろいろな人に聞いたりし、お客様をお待たせしていたんです。今は完璧ではないにしろ、お客様の質問に対して、経験値の中で自分で答えられるようにはなりました。いい意味での度胸もついてきてきましたね。

あの人がいるからお願いしようと言われるフローリストが目標

時間も求められます。駅の中にショップがあるので、あと5分で電車が来るからという方もいますし。入社した時に比べたら、早く作れるようにはなっていますが、アレンジは、日々勉強。先輩を見たり、他の店舗の作品を見たりしています。色合わせなどに自分のカラーが出るようです。自分の好みの花や色を選ぶので。お任せでと言われれば、かなり自分の好みになってしまいますね。今、店長から言われている私の今期の目標が「大人の品格を身に付ける」こと。本を読んでみようかなとか、高級店の接客を見てこようかなとか考えています。お客様の年齢層も幅広いので、お客様にあった接客をしないといけないなと思っています。お店にいらした人から、あの人がいるからお願いしようと言われるようなフローリストになりたいですね