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資格・試験情報

農業生産者になるために役立つ資格を紹介します

農業生産者になるために、必ず取得しなくてはならない資格はありません。
実際に仕事をするために必要な資格、取得しておくと役に立つ資格がありますので、紹介します。

普通自動車免許/小型特殊免許

農耕のためのトラクターなどを運転するために必要です。また広い農地の移動や収穫物の運搬に必要になります。

大型自動車特殊免許

大型のトラクターで公道を走る場合には、「大型特殊免許」が必要です。

けん引免許

貨物トレーラーやキャンピングトレーラー、タンクローリーなどのように運転席と荷台(客車)が分離している自動車を運転する免許です。

農業機械士

農業機械士養成研修を受け、技能検定に合格し都道府県知事から認定されることで得られる公的資格です。農業機械の導入利用、農業機械・資材の管理、作業安全管理の専門知識を有することが認められます。受験資格は、18歳以上で、農業に従事しており、大型特殊自動車免許を持っていることも条件になります。

危険物取扱主任者

一定数量以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者を置かなければいけません。ハウス栽培で大量の重油などを使う場合に必要になることがあります。

食農環境管理士

「農と環境保全」「農と食の安心」を総合的にコーディネートする専門家の育成をめざした新しい資格。試験科目は、「農業環境部門」が環境保全型農業(有機農業を含む)、資源循環、農産物の安全、論文、「農産食品部門」はフードシステム、鮮度保持及び食品衛生、農産物の安全、論文。受験資格は農、食、環境、資源等に関して学んだ4大卒相当(卒業見込みを含む)の人、またはこれに相当する実務経験のある人。

財団法人 農民教育協会「食農環境人材育成センター」