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専門用語集

ヘアスタイリストに関する用語集

カット

  • グラデーション
    髪の毛の長さに細かい段差をつけてカットし、滑らかなつながりにするカット技法。
    毛先のみに流れを出したり、厚みを取る場合に使われ、主にショートヘアに使われることが多い
  • ボブ
    前髪以外は段をつけず、サイド・バックともに同じ長さにそろえるヘアスタイル。「おかっぱ」のこと。切り口の重なりがグラデーションならグラデーションボブ、レイヤーが加わればレイヤーボブとも呼ばれる
  • レイヤー
    レイヤーとは、層、重ねるという意味。上層の髪がその下の髪を覆い隠さないように、段をつけてカットしていく技法
  • ワンレングス
    前髪・サイド・バックともに同じ長さにカットしたスタイル。見た目に段差を感じず、髪の毛のラインが水平になるようにカットする。ボブの長さはワンレングスボブとよぶ
  • シャギー
    すきバサミ等で髪をそぐカット技法。毛先を同じ長さで切らず、不揃いにカットすることにより軽さを出すことができる

パーマ

  • ストレートパーマ

    髪をまっすぐにするパーマのこと。パーマをかけた髪をストレートに元に戻す時や、もともとのクセを直す時に使う

  • スパイラルパーマ
    スパイラル=らせん状。髪を縦巻きにしてらせん状に仕上げるパーマの技法。立体感のある均一なウエーブができあがる
  • ピンパーマ
    ロッドを使わずに、指先でカールさせてコットンで包んだ後にピンで固定し、ゆるいくせをつけるパーマ
  • ワインディング
    パーマをかける際、頭髪にロッドなどを巻く作業のこと。美容師国家試験の課題の一つでもあり、試験では、4種類のロッドを60本以上、20分以内に巻かなければならない

カラーリング

  • ブリーチ

    脱色剤でメラニン色素を分解し、本来の髪の色を抜くカラーリング方法

  • ヘアカラー
    髪の毛のメラニン色素を脱色すると同時に、髪の内側に染料を定着させるカラーリング方法。ブリーチ効果とカラーリング効果がひとつになっており、シャンプーをしても色味は保たれる。「ヘアダイ」とも呼ばれる
  • ヘアマニキュア
    脱色をせず、髪の表面だけに色素をつける方法カラーリング方法。髪の内部までは浸透しないので、ダメージが少ないが、通常のカラーリング(ヘアカラー)よりは落ちが早い
  • ヘナカラー
    ヘナとは、植物性のトリートメント力ラー剤で、植物の葉で髪を染めることができる。天然成分であるため、低刺激でトリートメント効果もあり、髪や頭皮にダメージを与えることなくカラーリングができる

機器・道具

  • シザー

    美容師用のはさみのこと。通常のベースカットに使う「ベーシックシザー」、ハサミの刃の一方がくし状になっており、毛料を調節するための「セニングシザー(すきバサミ)」、根本から削ぐようにして使用するスライドカット用の「スライドシザー」などがある。これに対して、カミソリのことを「レザー」という

  • コーム
    一般的に「くし」のことで、カット用、パーマ用、カラー用など様々な種類のコームがある。
    最近では、アクセサリーとして使用するコームもあり、ラメやラインストーンの入ったコームでヘアアレンジにアクセントをつけたり、髪をまとめるためにヘアピン代わりで使用するスプリングコームなどもある
  • ロール(ブラシ)
    棒の周囲をブラシで埋めつくした形状のブローブラシ。回しながら使用するブラシのため、持ち手が丸い棒状になっており、ゆるいカールがつけやすく、スタイリング時に使用されることが多い
  • デンマン(ブラシ)
    イギリスのジャック・デンマン・ディーン氏によって誕生したブローブラシ。耐熱性・耐薬品性に優れており、世界中のプロヘアスタイリストの定番アイテムとなっている
  • カーラー
    髪の毛をカールさせるための道具。電気で暖めて使う、ホットカーラーなどもある
  • ウィッグ
    日本語でかつらの事。薄毛を隠すための実用的なかつらではなく、ファッション的な目的で使われるもの。
    美容師学校では、マネキンの頭部に髪の毛を付けたものが練習用として使われ、カットの練習、また、ロッドを巻いたり、髪型を作るのに使用する