なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム

専門用語集

「ブライダルヘアメイクアーティスト」に関する用語集

ブライダルヘアメイクの仕事

  • ヘアメイクリハーサル【へあめいくりはーさる】
    結婚式の前にヘアメイクを試すこと。自分のイメージを美容師に相談したり、化粧品が合うかどうかのチェックをすることもできる
  • お色直し【おいろなおし】
    披露宴の途中で新郎新婦が衣裳を変えること。白無垢から色打掛に替えること、または打ち掛けからウェディングドレスへ、ウェディングドレスからカラードレスへ変えるのが一般的。ドレスを変えずにヘアスタイルやアクセサリ、ブーケのみを変える場合もある
  • 引き上げ【ひきあげ】
    結婚式終了後、ドレスや着物の衣装を脱いで、メイクを落とし、髪を直して元通りの状態に戻してもらうこと。和装の場合は特に、着物を脱ぐにもカツラを片付けるのにも専門的な知識と手間がかかるので、プロに頼むことが多くなる
  • 前撮り【まえどり】
    結婚式よりも前に別途記念撮影の機会を設けること。結婚式当日に写真を撮る時間がない場合や、結婚式当日に着ない衣装で写真を撮りたい場合などに行う。結婚式当日の衣装で前撮りを行い、当日のヘアメイクのリハーサルを兼ねることもできる。結婚式後に撮影する「別撮り」もある

衣服、小物類

  • ブーケ
    新婦が持つ花束のこと。新郎新婦の体型やウエディングドレスのシルエット、会場の雰囲気などから総合的に考えて選び、お色直しにあわせてブーケも変えることが多い
  • ブートニア
    新郎の左胸に飾る花のこと。通常は、新婦が持つブーケにあわせてコーディネートし、ブーケ代とセットになっていることが多い。 ヨーロッパの言い伝えでは、男性が女性にプロポーズする際、野の花を摘んで作った花束を女性へ渡し、これを贈られた女性は、結婚を受諾する返事として、花束から一輪の花を抜き、男性の胸に挿した。これがブートニアの由来
  • ウェディングドレス
    結婚式で花嫁が着用するドレス。カトリック系のキリスト教では、肌の露出を抑えることが求められており、フルレングスのドレスに長いグローブ、顔を隠すベール、ドレスの引き裾は長いものを使用する事が好まれた
  • ベール
    花嫁の顔や頭を覆う薄い布で、キリスト教会式の挙式では必須とされる花嫁衣裳のアイテム
  • グローブ
    ウエディングドレス用の手袋のこと。手首までのショート丈、二の腕まであるロング丈など様々な長さがあり、ドレスのシルエットや隠したい部分に応じて選ぶ。ショート丈はどんなドレスとも相性が良く、ロングは腕を細く長く見せる効果があり、肩を出したドレスと相性が良い
  • トレーン
    ウェディングドレスの引き裾のこと。裾が長いほど身分が高いとも言われる。ロングトレーンはエレガントな印象になり、会場が広く厳かな雰囲気の式や協会に合う。短いトレーンはキュートな印象になり、狭い会場やカジュアルな雰囲気を出したい場合に合う。

結婚式

  • キリスト教式
    教会やホテル・式場のチャペルで挙げる、キリスト教義に則した結婚式のこと
  • 神前式【しんぜんしき】
    神前(神社)で行う挙式スタイルのこと。神社のほか、ホテルや式場に設けられた神殿で行われることもある。
  • 人前式【じんぜんしき】
    宗教色のない挙式スタイルで、進行や誓いの言葉などすべてが自由とされる。両親や親戚、友人などの前で永遠の愛を誓い、列席者全員が立会人・証人となる。牧師などに代わり、列席者の中から立会人代表を立てて挙式を進行する
  • 仏前式【ぶつぜんしき】
    仏教の教えに基づいた挙式スタイルで、司婚者は僧侶が行い、衣装は、花嫁は白無垢、花婿は五つ紋服。宗派によって司式は異なる
  • レセプション
    披露宴こと。ウエディングレセプション(wedding reception)、レセプションバンケット(reception banquet)ということもある
  • 高砂【たかさご】
    披露宴での新郎新婦が座る席のこと。最近では、あえて高砂を作らず、ゲストと近いレイアウトで新郎新婦の席を設けるスタイルも増えている

人の役割

  • 仲人【なこうど】
    結婚する二人、両家の間を取り持つ役。媒酌人ともいう。見合いでは「世話人」、結納では「使者」、挙式・披露宴では「媒酌人」とよばれる役目を果たす。
    ・「世話人」:縁談の取り持ちから見合いのセッティング、挙式までの段取りを手がける
    ・「使者」:結納時に両家を往復し結納を取り仕切る
    ・「媒酌人」:披露宴で式の報告者の役割を果たし、祝杯の音頭をとる
    通常は世話になった先輩夫婦や上司、恩師にお願いすることが多く、3つの役はそれぞれ別の人が行うこともある。 最近では、結納の立会いや結婚式当日だけ仲人役をお願いする「頼まれ仲人」、また、媒酌人ではなく乾杯の音頭のみを依頼したり、仲人を立てないこともある
  • 司婚者【しこんしゃ】
    結婚式の司会や人前式での進行役のこと。仏前式では挙式を司る僧侶・住職のことを指す。キリスト教式では司式者、神前式では神職と呼ばれる
  • 介添人【かいぞえにん】
    挙式や披露宴の際、花嫁のそばにいて面倒を見てくれる花嫁介添え人のこと。アテンド、アテンダントとも呼ばれる。近年では、アテンダントがヘアメイクや着付け、コーディネートまでをトータルで担当する所も増えている