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仕事を知る

バックダンサーとは

オールジャンルのダンスを演出に合わせて踊りこなすエンターテイナー

コンサートなどでメインアーティストの後ろでダンスを踊り、ステージを盛り上げるのが仕事です。活動ステージはショーやイベント、歌番組、プロモーションビデオ、テレビコマーシャルや映画など様々。アーティストの個性や楽曲、演出内容に合わせた振りを踊ります。

近年ではPOPやロック、演歌などにもバックダンサーが多用され、確実にニーズは高まっています。これからますます需要が増える職種といえますが、バックダンサーの志望者は多く、トップアーティストのバックダンサーを務めるには高度な技術力と表現力、そして人脈が必要とされます。

あこがれのミュージシャンと一緒にステージを盛り上げ、自分のダンスで観衆を楽しませることのできる魅力的な仕事ですが、メインアーティストをひきたてることが仕事なので、どんなジャンルでも柔軟に踊りこなすスキルと、振付を曲に合わせて正確に踊るなど高いダンステクニックが求められる仕事です。

SPECIAL INTERVIEW

バックダンサーの魅力


TOMONORIさん

プロフィール

HIP HOP、バックダンサー
BoA、三浦大和、東方神起、KREVA、V6などのビックアーティストのバックダンサーや振付を行う。 現在「STUDIO ACES」の代表としても、ダンサーの育成を務めている。

バックダンサーの魅力は、曲の世界観に合わせてダンスをすることで、その楽曲と自分が一体となる高揚感を味わえること! バックダンサーは、ステージの空気を作りあげるというやりがいのある仕事です。ダンサーをしていて、お客様が泣いてくれたり、感動してくれたり、自分のパフォーマンスを「感じて」くれるときが一番うれしいですね。この仕事を続けるには、こだわりを持つが決してわがままにならないこと。ダンスを踊るときは体だけじゃなく、頭を使って心で踊ること。そうすれば、見る人の心も動きます。

バックダンサーの魅力


Maryさん

プロフィール

HIP HOPダンサー
LAにて様々なダンスを学び都内を中心にインストラクター、舞台プロデューサーとして活躍。ヘアーショーのダンサープロデュース、アーティストのバックダンサーとして活躍中。

この仕事をしてきて一番うれしいときは、ひとつのプロジェクトを達成させたときです。アーティストやスタッフに「あなたを選んでよかった」という声を聞けたとき、LIVEやPV上でアーティストやダンサーが、自分が考えた振りを一生懸命踊っている姿を見たときはいつも感動しますね。 ダンサーにとって必要なのは気合いと根性、そしてダンスを楽しむこと。ダンサーを目指す皆さん、夢を夢だけで終わらせずにがんばってくださいね!

バックダンサーの魅力


HIYOさん

プロフィール

ダンサー、コリオグラファー、演出
サザンオールスターズ、松任谷由美など数多くのバックダンサーを務め、岸谷五郎、寺脇康文プロデュース舞台「地球ゴージャス」の振付出演を果たす。現在は新人アーティストの振付やバックダンサーとして活躍中。

初めてダンサーとしてステージに出たときは感動しすぎて鳥肌が立ちました!今も大きなステージにたった時や、担当するアーティストを大きな舞台に立たせた時に、やっていて良かったと感じますね。自分の表現するダンスで、見ている人の「心」を動かすことができるこの仕事はすばらしいと思います。
バックダンサーは全国各地いろいろなところへ行けるので、それも魅力のひとつですね。ただし、バックダンサーを経て、何をしていくか考えていくことも大切ですよ!!