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仕事を知る

テーマパークダンサーの仕事

笑顔と努力でお客様を喜ばせるダンスパフォーマンスを

毎日数回のショーに出演し、ダンスパフォーマンスをお客様(ゲスト)に披露するテーマパークダンサー。テーマパークや出演するショーなどにより異なりますが、1日3、4回のショーに出演することが仕事になります。ショーのおよそ2時間前に出勤し、点呼や連絡事項のあとに、メイクをし、衣裳に着替えて準備をします。ウィッグやコスチューム、また電飾の装置など、重いものを身につけて踊ることもありますし、高いヒールの靴を履いてコンクリートの上で踊るなど、笑顔とは反対にとてもハードな仕事です。
仕事の前後に他のショーを観て勉強したり、次に予定されている新しいショーの練習をしたりと、朝から夜までダンス漬けの毎日です。あるテーマパークでは、ダンサーのオーディションを夏に行い、半年の準備期間を経て春から新しいショーを始めるといったように、ひとつのショーを完成させるために長い時間がかけられているようです。さらに、ショーがスタートしてから、2年、3年と続くショーもあるので、出演するダンサーは、マンネリにならないように意識を持ち、常に全力を尽くして臨みます。また、これで完成という到達点はないので、日々よりよいショーを目指して練習を行います。
朝のストレッチからはじめ、自分の体調をチェックし、ケガをしないように備えるなど、体調管理はプロの義務でもあります。そして、暑い夏も寒い冬でも、笑顔を絶やさずにダンスをするために、見えないことろで日々努力をしているテーマパークダンサー。すべては、お客様に喜んでいただくため、毎日笑顔で踊っています。