なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム
様々な人との出会いと積み上げた努力が大好きな「音楽」というカタチになる。それが音楽業界の魅力です。

申ジーナさん

音楽プロデューサー
株式会社 YG ENTERTAINMENT JAPAN

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

音楽へのまっすぐな気持ちで切り開いた、音楽業界への道

現在、レコード会社でA & Rをしています。仕事の内容は音楽制作。アルバムに収録する曲を選んだり、ジャケットのデザインを決めたりするほか、レコーディングの立ち合いやCDの発売前後のプロモーションまでをこなし、毎日忙しくバタバタと過ごしています。
この業界を目指したきっかけは、単純に音楽が好きで「音楽にふれ合う仕事がしたい!」という気持ちだけ。そして、音楽関係の専門学校に入学して、作曲や音楽ビジネスをはじめ、音楽に関するいろいろなことを勉強していくうちに、ますます音楽が大好きになりました。そして、学校で学んだことすべてを活かせるような仕事がしたいと思うようになったんです。

音楽業界に入ってわかったことは、努力がカタチになるということ

この仕事に就くまでは、音楽業界って厳しいんだろうなと思っていました。でも実際にこの業界に飛び込んでみたら、一緒に働くスタッフもアーティストもみんな優しい人ばかり。まるで家族のように接してくれます!とても忙しい仕事ですが、たくさんの人に出会えて、さらに努力したものがすべて結果として出る!それが音楽制作の仕事の魅力だと思いますね。
これからは、もっといろいろなアーティストのアルバムを作り上げたり、A & Rだけではなく総合プロデューサーとしても活躍していきたいと思っています。今後も、音楽を楽しみながら仕事と向き合っていきたいですね。

必要なことはパソコンスキルと音楽知識、そしてコミニュケーション力

この仕事を目指すにあたって身に付けておくとよい技術や知識は3つ。それは、パソコンスキルと音楽知識、あとはコミニュケーション力です。
少しでも早く情報を発信することが何より大事な業界なので、パソコンにくわしい人はとても高く評価されると思います。そして、レコーディング時に使用される音楽制作ソフトである Pro ToolsなどのDTMや、使用される機材などの知識を持っていると役に立ちますね。また、この業界だけではないと思いますが、多くの人と出会うのでコミニュケーション力が必要になります。いろいろな人たちとスムーズにコミニュケーションが取れるよう、ボキャブラリーを増やしておくといいですよ。
やりがいのある仕事をするためには努力することが一番大切。大変かもしれないけれど、大好きなアーティストやスタッフたちとふれ合いながら仕事ができるから、がんばることができます。最初から完璧に仕事をこなせる人はどこにもいません。好きなことをしながら、仕事に向き合って一歩一歩進みましょう。みなさんもがんばってください!