医療機関から福祉施設、スポーツ分野まで
幅広い分野で理学療法士の活躍が期待されています
理学療法士は、医師の診断と指示のもとでリハビリテーションを行うため、病院や福祉施設への就職が一般的です。他には、肢体不自由児の施設や、老人ホーム、デイケアサービスセンターといった福祉分野で働く人、また、アドバイザーとしてスポーツジムに勤務したり、プロのスポーツ選手やスポーツチームと契約し、メディカルトレーナーとして活躍する人もいます。
高齢化の進展や、病気、障害の多様化によってリハビリテーションの重要性がさらに高まっており、国の施策としても、リハビリテーション医療の充実、そして優秀な理学療法士の養成が急がれています。特に近年は、住み慣れた地域や自宅で治療やリハビリを行う「在宅リハ」「地域リハ」が求められており、そういった施設やサービスの充実に伴って、理学療法士の活躍フィールドも、医療機関から福祉領域、そして地域へと、今後さらに広がっていくことが予想されます。
勤務体系 | 165時間/月 ※業務、就業先により異なる |
---|---|
収入 | 月収:266,000円 (勤続年数4年) |
平均年齢 | 29.9歳 |
就業者の男女比 | 4(男性):6(女性) |
※1:平成21年度 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より