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資格・試験情報

競技や指導するチームのレベルによって資格も様々。
目指す目標に合わせて、知識や技術を習得しましょう

監督・コーチとして働くにあたり、必須の資格は特にありませんが、持っていれば良い資格として次のようなものがあります。指導者の資格としては、日本体育協会が主催する「競技別指導者資格」が代表的で、地域のスポーツクラブからナショナルチームまで、指導対象者のレベルに応じていくつかのランクに分かれています。受験資格や試験内容がランクによって異なるので、目標としている資格を取得するために何が必要か、よく調べておくとよいでしょう。
また、競技別の資格としては(財)日本サッカー協会が主催する「日本サッカー協会公認サッカー指導員」などが代表的です。その他、指導や応急処置などに関する資格も、監督やコーチとして働く上で役立ちます。いずれの資格も、ランクによって受験資格や取得方法が異なるので、目標としている資格を取得するために何が必要か、よく調べておくとよいでしょう。

監督・コーチに関連する主な資格

競技別指導者資格難易度:★★☆☆☆ 〜 ★★★★★

特定のレベルのクラブやチームに対し、指導を行うための資格。地域のスポーツクラブや市町村エリアでの指導を行う「指導員」、「上級指導員」、有望選手の育成、高レベルな指導を行う「コーチ」、国際大会などに出場する選手の育成・指導を行う「上級コーチ」などの資格がある。それぞれのレベルに応じた講習会に参加し、検定試験に合格後、登録を済ませることで資格を取得できる

主催:(財)日本体育協会

日本サッカー協会公認サッカー指導員難易度:★★☆☆☆ 〜 ★★★★★

日本サッカー協会が定める、サッカー指導者認定資格。キッズリーダーは6歳以下の子ども、D級〜C級資格取得者はジュニア〜ジュニアユース(小中学生)、B級資格取得者はユース(高校生)、A級・S級資格取得者はプロチーム選手などを中心に、指導や育成などを行うことができる。各ランクの受講資格を満たし、講習会を受けることでライセンスを取得できる

主催:(財)日本サッカー協会

スポーツ指導員難易度:★★★★☆

障がいを持った人たちを対象に、スポーツを通じて体を動かす楽しさをを伝えたり、身体機能の向上、スポーツ技術の上達などを目指し、指導するための資格。初級、中級、上級、スポーツコーチの4つのランクに分かれている。研修を受け、資格を取得することができる

主催:(財)日本障害者スポーツ協会

日本体育協会公認スポーツリーダー難易度:★★☆☆☆ 〜 ★★★★★

地域におけるスポーツグループやサークルのリーダーとして、指導にあたるための資格。取得後は、競技別指導者資格へステップアップすることも可能

主催:(財)日本体育協会

心肺蘇生法技能検定(CPR)難易度:★☆☆☆☆

成人に対して1人で実施する心肺蘇生法(CPR)の知識と技術を問う検定試験

主催:日本ライフセービング協会