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仕事を知る

テレビ番組ディレクターとは

番組制作の指揮官!!放送界の花形的存在。

テレビやラジオで、番組制作を取り仕切る人のことです。放送ディレクターや映像ディレクターとも呼ばれます。テレビやラジオ番組、プロモーションビデオやCMなど働く場所により、仕事の内容は異なりますが、番組の企画や構成、出演者の選定から、収録や編集作業などのチェックなど番組演出の権限と責任を持っています。
最近のテレビ業界の視聴率競争は極めて激しく、どのテレビ局も新しい企画を次々と打ち出しています。そのため、企画を立案し制作を行うディレクターやディレクターの役割は、より重要なものになっています。今後は、撮影から編集までをこなせたり、最新の放送技術を活かした番組作りのできる人材が求められるでしょう。
放送局では番組の制作を制作会社へ委託することが多く、制作プロダクションのニーズはとても高いと言えます。
精神的プレッシャーが強く、拘束時間も長い仕事のため、決して楽な仕事ではありませんが、自分の制作した番組を通して、喜びや感動を多くの人に与えられる仕事ですので、やりがいを感じられるでしょう。さらに、自分の思い描く番組を実現できることは、この仕事ならではの魅力といえます。

SPECIAL INTERVIEW

テレビ番組ディレクターの魅力

映画監督
山口 博之さん

プロフィール

東通企画 制作部
『新婚さんいらっしゃい』フロアディレクター
『なるトモ!』ディレクター
『大改造劇的 ビフォーアフター』ディレクター ほか

ひとつの番組が完成した瞬間、
そして、自分が作ったものを何百万人が観てくれるを味わってください

テレビの仕事は、「自分の頭の中で考えた発想という形のないものにお金をつぎ込んで形にできる仕事です。
仕事をはじめた頃は、いちはやく、ディレクターになりたいと思っていました。とにかく、大変なアシスタントの時期を早く終えて、自分の思い描いた作品を、早く創りたいと常に考え仕事をしていました。今では、その目標は、いったん叶いましたが、これで目標が達成されたわけではありません。これからも、もっと面白い発想、奇想天外な番組を制作したいという目標を叶えたく、日々仕事をしています。いくつになっても 悩んだり、辛いこと、苦しいことの連続ですが、編集、音付け全てが終わりひとつの番組が完成した瞬間。番組が自分の想像通りの出来上がり、また大勢のスタッフの力で想像以上のものが出来上がった時が、やりがいを感じる時ですね。
また、有名人から犯罪者、南米のジャングルから無人島まで。普通の仕事をしていれば会えないような人達にあったり、いけないような所にいけることも、この仕事のおもしろさです。
テレビ番組ディレクターに興味のある、物を作ることが大好きな人。自分の作ったものを何百万人が観てくれる喜びを味わってください。