ナリカタ｜ヘアメイクアーティスト編 - ヘアメイクアーティストの仕事内容

仕事を知る

ヘアメイクアーティストの仕事内容

テレビや雑誌の撮影現場で出演者をメイクアップ！作品や「役」を引き立てるクリエイティブな仕事です

モデルさんの魅力を最大限に引き立てる仕事。

ヘアメイクアーティストの仕事は、ヘアアレンジやメイクアップを施し、カメラの前や舞台に立つモデルさんの魅力を引き立てること。
所属するヘアメイク事務所や自分のキャリア、技術によっても関わる仕事は変わってきますが、ファション雑誌などのスチール撮影や、ドラマ、CM、テレビ番組などの撮影現場、また、映画や舞台、ファッションショーなどの制作スタッフとしてヘアメイクを手がけるなど、実に幅広いフィールドが広がっています。ヘアメイクによって、人の印象は大きく変わりますが、メディアに出るモデルさんの場合は特に、それが人気や仕事にも影響してきます。
そのため、ヘアメイクの役割やそこに求められるクオリティは非常に高いものとなります。
モデルさんの肌のコンディションや撮影場所の温度、湿度などにも気を配りながら、一人ひとりの個性や魅力を最大限に引き立てること、そして、その環境を作る能力もヘアメイクアーティストには求められます。

作品のテーマや「役」の演出にも欠かせない仕事！

雑誌やテレビ、舞台で活躍するモデルさん、俳優さんは、そこに立つ自分を使って、一つの作品や「世界観」をつくりあげる仕事でもあります。
ドラマや映画、舞台であれば、それぞれの「役」や作品のコンセプトがありますし、ファッションショーや雑誌の撮影などでも、その時々のテーマや世界観を演出することが必要になります。
それには当然、モデルさんや役者さんの表情、そしてヘアメイクも大きく関わってきますので、ヘアメイクアーティストは、そうした一つひとつのテーマや役に対してきちんとマッチするヘアアレンジ、メイクアップを提供しなければなりません。
それはつまり、一人のクリエイティブスタッフとして作品づくりに携わることもでもあります。
ヘアメイクアーティストは、人をキレイにするだけでなく、役者さんやカメラマン、監督がつくりあげようとしている作品やその世界観を、ヘアメイクによって一緒に演出する「クリエイター」でもあるのです。