ナリカタ｜ヘアメイクアーティスト編 - 就職先・活躍フィールド

仕事を知る

就職先・活躍フィールド

確かな技術、豊富な経験がものを言う仕事。経験を積んで撮影現場、舞台でも活躍できるように！

主な就職先

・ヘアメイク事務所　・サロン（美容室）　・トータルビューティサロン
・ブライダルサロン　・独立、フリーランス　など

ヘアメイクアーティスト　職業データ

平均給与	13～15万円前後／月(初任給)
就業者の男女比	(男性)6：(女性)4
平均年齢	30歳

※給与は就業場所や経験年数、スキルによって異なりますので、経験を積んで昇給、ステップアップを目指します

テレビや雑誌など、様々な現場で活躍のチャンス！

ヘアメイクアーティストとしての活躍場所は実に幅広く、テレビ番組やドラマ、CM、映画などの撮影現場、ファッション雑誌のスチール撮影でモデルさん、俳優さんのヘアメイクを担当したり、ファッションショー舞台や、映画作品などで特殊メイクを手がけることもあります。
一般的には、ヘアメイク事務所に所属し、仕事が入る毎に現場に出かけることがほとんどですが、キャリアや技術を磨き、実績が認められるようになると、番組や出版社専属のヘアメイクとして仕事をもらうことができたり、モデルさん、俳優さん個人の専属ヘアメイクとして仕事をするチャンスも出てきます。
また、経験を積み個人として名前が売れるようになると、フリーランスとして活躍する道も見えてきます。
ただし、どこに就職する場合も、まずはアシスタントとしてスタートすることが一般的で、入社して2～4年はアシスタントとして先輩の下でサポートを行いながら、技術面や接客の仕方、実務の流れなどを学びます。その期間を経て初めて、一人前のアーティストとしてお客様の前に立ち、ヘアアレンジやメイクアップを任せてもらえる、というのが一般的な環境です。

撮影現場では深夜、早朝の勤務になることも。

ヘアメイク事務所に就職し、テレビや雑誌などの仕事を手がける場合、撮影やロケのスケジュールにあわせて現場に向かうことになります。
そのため、決まった就業時間や休みなどはなく、時には早朝や深夜の撮影があったり、長時間のロケがあったり、勤務形態はかなり不規則だといえます。

さらに、撮影現場は時間厳守が絶対。限られた時間の中で、スピーディに、高いクオリティを提供しなければなりませんので、長時間立ちっぱなしになったり、とても神経を使う仕事でもあります。そのためには、体調管理や自己管理をしっかり行うことも、プロのヘアメイクアーティストとしてとても大切なことだと言えます。

経験を積んでステップアップ、収入アップ！

収入面は、専門学校卒業で初任給13～15万円前後と、決して高水準ではありませんが、経験を積み、一人前のアーティストとして活躍できるようになると収入もアップしますし、技術を磨いてトップアーティスト、チーフ、マネージャーとステップアップすることもできるため、自分の頑張りとともにやりがいも大きくなるでしょう。
また、テレビ番組や雑誌の撮影を手がけたり、プロのモデルさんや俳優さんを担当するヘアメイク事務所では、現場に出る回数や、担当する俳優さんの人数、また俳優さんの仕事の数によっても収入が左右されるようです。それはつまり、自分の技術や頑張りが収入面にも影響するということ。
いつ、どんな仕事がきても常にベストコンディションで対応できるための体調管理、そして自己鍛錬が大切な仕事なのです。