映像編集者の仕事には聞き慣れない言葉がたくさんあります。このサイトで使われている言葉を中心にいくつか紹介します。
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- タイムテーブル
- テレビ局が決める番組表。番組内の放送時間は秒単位で決められており、その長さに合わせて映像を編集しなければなりません。
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- タイムコード
- 映像のひとコマごとに入れる8桁の数字。映像編集の基準になる重要な数字です。
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- ディレクター
- 映像制作におけるすべての作業の演出責任者。映画の場合は監督がディレクターの代わりを務めることもあり、区別があいまいなことがあります。
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- スーパーインポーズ
- 画面に文字を挿入する作業をスーパーインポーズといいます。また、挿入された文字そのものを呼ぶこともあり、「スーパー」と略して使われます。
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- アイキャッチ
- CMに入るときや番組に戻るときに画面の一部に表示するもの。番組タイトルやコーナータイトルが入ることが多く、視聴者の注目を集めます。
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- インサートカット
- 映像の途中に別の映像や音声を挟み込む編集のしかたのこと。「インサート」と略して使われます。
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- オーバーラップ
- 画像を瞬間的に切り替えずに、次の映像を重ねて表示しながら切り替えていく編集方法。
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- 捨てカット
- 念のために撮影しておいた映像。タイムテーブルの都合で捨てカットが編集時に効果的に使われることもあります。
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- 眠い
- 映像や音響にインパクトがない状態や、ピントがうまく合っていない映像を表現することば。「映像が眠い」「映像が眠たい」など。
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- お蔵入り
- 制作した映像が何らかの原因により使われずに倉庫(蔵)にしまわれたままになること。