なりたい仕事のことを知る ナリカタ

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なりかたを知る

必要な知識・求められる資質

映像制作や編集の知識・技術はもちろん 集中力や応用力などさまざまな資質が求められる

映像素材をよりおもしろいものにして視聴者に届けたい。多くの人に正しい情報をすばやく的確に伝えたい。映像づくりに携わるスタッフすべての努力をむだにしないで優れた作品として世に送り出したい…。そのために映像編集者は編集技術を身につけ、センスを磨きます。 たとえば番組のなかでのテンポや間のとりかた、緩急のつけかたなどは、昔の優れた映像作品や現在人気のある作品をたくさん観て参考にすることができます。テレビや映画はもちろん、演劇やスポーツなど幅広いジャンルに興味を持ち、たくさんのものを見る努力。見たことを吸収して映像編集の仕事に活かせる応用力やアイデアは、映像編集の仕事に必要な資質といえます。 もちろん細かい作業や複雑な仕事が多い職業なので、それらを根気よく的確に進めることができること。締め切り前の作業が集中する時期を乗り越える気力と体力も、映像編集の現場で求められます。 ひとつのことを始めると夢中になれる集中力、自分の考え方にとらわれずにチームワークを大切にできる性格も、映像編集者には向いているといえます。
もちろん、多くのスタッフとのコミュニケーションをとるスキルや、映像編集における機器の知識・技術は最低限身につけておきたい必要な能力です。