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施設保育士への道のり

養成施設などで基礎知識について学んだ後、必要な資格を取得し、施設保育士として就職します

施設保育になるためには、まず「保育士資格」を取得する必要があります。この資格を取得するためには本来国家試験を受ける必要がありますが、厚生労働省が定めた専門学校や短期大学、大学などで学んだ場合、卒業と同時に資格を取得することができます。これは非常に大きなメリットであるといえます。

施設保育士を目指すためには、保育士資格を取得する他に、就職を希望する施設が定める資格や知識などを得る必要があります。こどもの心をケアするための心理学やカウンセリングの知識、障がい児をサポートするための知識、社会福祉やこどもの指導に関する知識などを幅広く学び、それらに関連する資格を取得して、施設保育士を目指します。

養成施設の良い点としては、目的別に必要な知識をしっかり学習できるということです。育児、メンタルケア、障がい児支援、生活支援など、様々なジャンルについて専門的に学ぶことができるので、自分の目標に向かって最短ルートで進むことができます。施設保育士は、その施設の性質によって求められる能力や資格が大きく異なります。そのため、これから施設保育士を目指す人は、自分がどんな分野で働きたいかをしっかりと考えた上で、何を学ぶかを決めることをおすすめします。

施設保育士までの道のり