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専門用語集

環境教育指導者に関する用語集

  • 野外活動【やがいかつどう】
    一般的には戸外における活動をさしますが、環境分野ではキャンプ、登山、ハイキンギ、ピクニック、バードウオチング、自然観察など、野外において行われるレクリエーション活動や自然とのふれあい活動を言います。
  • 自然解説【しぜんかいせつ】
    動物や植物の生態、その生態系の構造などを、自然の営みを解説すること。
  • 生態系 生態系
    生物と、生物を取り巻くそれ以外の環境が相互に関係しあって、生命(エネルギー)の循環をつくりだしているシステムを、生態系と呼びます。地球規模の大きな空間から、森、湿原、河川、湖など、規模はさまざまです。生態系が気温の変化、外来生物の侵入などの異変が起こると乱れが生じます。
  • 外来生物【がいらいせいぶつ】
    人間によって外国から運ばれ入ってきた、もともとその地域に生息していない生物。生態系は微妙なバランスの上になりたっているため、外来生物はその生態系を脅かし、農業、林業、水産業に影響を与えることがあります。また、毒を持っている生物は、人間にも外を与えることになります。
  • ネイチャーゲーム
    五感を使って、自然を直接体験するプログラム(野外活動)。ゲームを通して自然の仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づくことを目的としています。
  • 地球温暖化【ちきゅうおんだんか】
    人間の活動の拡大により、二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの濃度が増加し、地表面の温度が上昇すること。濃度上昇の最大の原因は、石油、石炭の燃焼によるものですが、大気中の炭素を吸収貯蔵する森林の減少がそれを助長しています。
  • 京都議定書【きょうとぎていしょ】
    1997年京都で開かれた第3回気候変動枠組条約締結国会議(地球温暖化防止京都会議、COP3)で採択された、気候変動枠組条約の議定書。先進締約国に対し、2008~12年の第1約束期間における温室効果ガスの排出を1990年比で、5.2%(日本6%、アメリカ7%、EU8%など)削減することを義務つけています。
  • 生物多様性【せいぶつたようせい】
    遺伝子レベル、種レベル、生態系レベルのそれぞれで生物がもつ多様さをまとめて生物多様性といいます。生物は同じ種でも、生息する場所により、また、個体間でも形態や遺伝子的に異なります。
  • 森林浴【しんりんよく】
    森林に入ることによって、心身をリフレッシュし、健康の維持などを図ること。効用には、森林の緑が目の疲れを癒す、音を遮断し、静寂を保つことにより精神的な安定が得られる、殺菌作用などがあげられています。
  • エコツーリズム
    自然や人文環境を損なわない範囲で、自然観察や先住民の生活や歴史を学ぶ、新しい観光のスタイル。