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仕事を知る

環境教育指導者とは

子どもから年輩の方まで、多くの人に地球環境や自然、生物について考える場を与える指導者。

小学校、中学校の教育現場や、山や森、海や川などの自然の中で、子どもたちが自然と触れ合う機会を設け、環境について学ぶ、考えることを指導する仕事が、環境教育指導者です。小・中学校の総合学習の時間に、地球環境をテーマにした講義を行うこともありますし、学校の野外活動の企画、指導も行います。
自然の中で、木や水、生物に触れることで環境保護の大切さを知るきっかけを作ったり、自然の中でレクリエーション(遊び)を楽しむ体験プログラムを考え、一緒に楽しみながら、自然の大切さ伝えていきます。また、小さな子どもたちだけでなく、その保護者など、すべての年代の人への講義やプログラム開発・実施なども行います。地球環境問題が叫ばれる中、環境教育指導者は、重要な役割を担っています。

SPECIAL MESSAGE

「環境教育指導者の魅力」

環境教育指導者

内田博昭さん

プロフィール

株式会社ファミリ野外教育研究所・スポーツクラブ 代表取締役、愛知県キャンプ協会 理事
社団法人日本キャンプ協会認定 キャンプディレクター1級、社団法人日本山岳協会認定 山岳上級指導員、(財)日本自然保護協会認定 自然観察指導員、愛知県環境部自然環境保全室認定 里山保全アドバイザー、名古屋コミュニケーションアート専門学校講師

子どもたちの目の輝きや、満足感、達成感からの笑顔が、この仕事の喜びです!

子どもたちの冒険心・挑戦心や生きる力、そして自然愛護の精神を育むことをミッションとして、中部地区の海・山・川の3フィールドで野外活動を展開しています。具体的な仕事としては、スポーツクラブ主催キャンプの企画・運営や、NPO・子ども会キャンプのサポート、日間賀島“海”と“空”の自然学校、あさけ“山”と“川”の自然学校の運営、地域での自然観察会開催などです。都会生活を離れ、不便な大自然の中で仲間と共に自然に親しみ、楽しく遊び、工夫して生活をしている時の子どもたちの目の輝き、登山やシャワークライミングなどの活動を終え、子どもたちが満足感・達成感から見せるあの笑顔を見た時が、「この仕事をやっていて良かった!」と思える瞬間です。長期キャンプ最終日の子どもたちとの別れは、感動ものです。「好きなことが仕事にできる」、こんな素晴らしいことはありません!