なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム
自分自身がプロデュースした映画をスタッフとともに作り上げることが目標です

細谷 星次郎さん

映画プロデューサー
株式会社ホリプロ

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

きかっけは、スタッフのために何かできることはないか?と思ったこと

映画監督を目指して、編集やいろいろな技術を学びました。しかし学生時代から、いろいろな映像作品に参加したり、イベント運営を行う中で、私は人とのコミュニケーションが他の人よりもうまくとれ、調整することがなんとなくですが、うまくいっていたのです。何か作るときには、いろいろと問題が発生します。それを少しずつ解決するなかで、スタッフがついてきてくれました。スタッフたちのために何かやってあげられることはないかと思ったのが、映画プロデューサーを目指すひとつのきっかけになりました。

人とのコミュニケーションが大切

映画プロデューサーは、全てのスタッフが自分の仕事を自由に行えるように、フィールドを整えてあげることが仕事だと思っています。自分ではできないことを、各スタッフ(職人)たちによってひとつの映像作品が作られていくのを、全面パックアップすることが仕事です。満足仕事ができるように少しでも良いコンディションに持っていくことが大切だと思っています。プロデューサーの仕事には、予算やスケジュール管理などあります。更には技術など学ばないといけない部分は、例をあげるときりがありません。そして、最終的には人とのコミュニケーションが大切になってきます。人が好きな人に向いている仕事だと思います。

映画が完成したときの達成感がやりがい

仕事のやりがいは、映像が完成したときに達成感があり、スタッフとともに喜べるところです。制作の過程では、様々な方が、プロとしてやっている分。それを理解し、各々のパフォーマンスを全力で出してもらうことと、全力で作りながらもお客さん目線を忘れないことがが大切です。いくら全力で作っても見てらう視聴者がいないと始まりません。そのさじ加減がとても難しいです。何より、人が感動してくれる作品をつくる。答えがない部分が一番難しいです。人によっても捉え方が違うので7割の方に喜んでもらえることを目指しています。目標は、やはり自分自身がプロデュースした映画をスタッフと一緒に作り上げたいです。まだ、夢の途中ですが、各スタッフも頑張ってくれているので、自分も更に良い状態でスタッフが仕事をできるように調整していきたいです。