なりたい仕事のことを知る ナリカタ

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なりかたを知る

必要な知識・求められる資質

多くの能力や知識が求められる映画プロデューサー。
ヒット作を見極められる力を現場経験で養っていきます

映画プロデューサーを目指す人は、「人を感動させる映画を作りたい」という熱い思いを持っています。映画プロデューサーになるために必ず取得しなくてはならない資格はありませんし、映画制作の現場で仕事をしながら、全ての人に映画プロデューサーになるチャンスがあります。しかし、映画の総責任者として、映画プロデューサーに求められるものはとても多く、映画への情熱だけではなく、学ぶべきこと、学んでおいた方がよいことがたくさんあります。 仕事に就く前の学生のうちには、映画制作の流れを学ぶことも大切ですが、たくさんの映画を観て、たくさん本を読み、映画を作るための多くの引き出しを作っておくとよいでしょう。
仕事に就いてからは、プロデューサーになるために、映画制作の現場を知ることが大切です。「プリプロダクション(準備期間)」、「プロダクション(撮影期間)」、「ポストプロダクション(編集期間)」の制作の現場、そして映画完成後の宣伝、配給、さらには版権の管理など、制作スタッフやプロデューサーのアシスタントをしながら、経験を積んでいく必要があります。映画の企画、予算管理、版権管理、制作進行など、学ぶことはたくさんあります。また、俳優やスタッフはもちろん、映画宣伝や二次使用などのためにマスコミ関連の人や、制作資金の調達のために金融関連の人々とのネットワークを築いて行くことが必要です。
そして、これらの経験の中から、映画制作の責任者として、映画制作のジャッジをするための、ヒット作を見極める力を身につけることが求められます。

映画プロデューサーには、創造力・発想の転換・几帳面さ・時間管理等々、かなりスキルの高い完成を求められることが多いです。但し、これは持って生まれた能力ではなく場数・経験で養われるものと思っています。一番の事前教育は「自分で意識していること」だと思います。時に難しい問題に直面する時がありますが、いつも意識していればどう対処していけばよいということが自然と身についていくと思います。更に言えば、基本的なマナーをしっかり身に付けておくことです。(映画プロデューサー 丸茂日穂氏)

c自分を顧みて成長していくことが大事。

映画プロデューサーには、創造力・発想の転換・几帳面さ・時間管理等々、かなりスキルの高い完成を求められることが多いです。但し、これは持って生まれた能力ではなく場数・経験で養われるものと思っています。一番の事前教育は「自分で意識していること」だと思います。時に難しい問題に直面する時がありますが、いつも意識していればどう対処していけばよいということが自然と身についていくと思います。更に言えば、基本的なマナーをしっかり身に付けておくことです。(映画プロデューサー 丸茂日穂氏)