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作詞・作曲を手がけるからあこがれの印税生活も夢じゃない!

収入は、プロダクションの契約により月給制の場合もありますが、CDの売り上げは一般的にレコード会社、作曲家、作詞家で分配されるので、売り上げ次第では、高収入が期待できます。CDの売り上げ収入としては、アーティスト印税と、作詞・作曲の著作権料となります。さらに、コンサートやテレビや雑誌などの出演料も収入の一部となります。また、メジャーになれば、ほかの歌手に自分の歌を提供したり、音楽プロデューサーとして活躍することも可能になります。

【CDの売り上げ例】

※1枚3,000円のアルバムを30万枚販売したときの収入例

アーティスト印税(1~3%程度)→ 900万円〜2,700万円

+

作詞・作曲の著作権印税(全体の6%である著作料のうち50%程度)

※印税のパーセンテージはアーティストの契約により異なります。

シンガーソングライターとしてCDを出すときには、基本的に3つの会社と契約を交わすことになります。まずは、プロダクションに所属し「マネジメント契約」を結びます。レコーディングやCDの宣伝、自分のプロモーション活動などのスケジュールやお金の管理、契約交渉をしてもらいます。
次に、レコード会社です。もともと歌を録音する権利はシンガーソングライター自身にあるので、CDを制作・販売するレコード会社に「録音の権利」を渡し、販売してもらう代わりに売り上げの一部(印税)をもらいます。
そして、音楽出版社と「著作権契約」をかわします。テレビ番組や本、カラオケなどで楽曲が使用する場合は、使用者が作者にお金を払わなければいけない法律があります。そのような楽曲の管理や、プロモーションを行ってもらうために、楽曲(歌詞)を使う権利を渡し、代わりに著作権料を受け取ります。