小説家に関する専門用語
小説家の仕事には聞き慣れない言葉がたくさんあります。このサイトで使われている言葉を中心にいくつか紹介します。
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- 単行本
- シリーズ化されたものではなく、単独に1冊として刊行される本のこと。人気作家の小説はまず単行本として刊行され、後に文庫化されることが多い。価格は文庫よりも高めです。
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- 自費出版
- 書いた本人が費用を出して出版する書籍。少部数でも自由に好きなものを出版できるメリットがある。インターネットを通じた販売も増えてきています。
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- ケータイ小説
- 携帯電話やパソコンを使って執筆され、おもに携帯電話で読まれる電子書籍。ケータイ小説で話題を呼び出版されるものや映画化される作品もあります。
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- 印税
- 出版物や楽曲の作者に対し、売り上げに応じて出版社やレコード会社などが支払う対価。出版物の場合は10%が相場です。
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- 0次選考
- 小説賞などの選考の際に、応募規定から外れた作品をふるい落とすこと。他の賞への応募履歴や、原稿枚数のオーバーなどで1次選考の前に落選する作品も多いようです。
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- ノンフィクション
- 創作した架空の話(フィクション)に対して、歴史に基づいた話や闘病記など事実をあつかった作品の総称
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- ノベライズ
- マンガや映画など、小説以外のメディアで発表された作品を小説化する作業のことで、小説化された作品自体の名称にもなっています。
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- 伏線
- 物語のなかで、後の展開のために関連することを事前に述べておくこと。特に推理小説やミステリー小説などで頻繁に使われます。
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- ミスリード
- 読者の予想をはずれさせるために、伏線などを使ってわざと勘違いさせる技法。やはり推理小説やミステリー小説で効果的に使われます。
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- スピンオフ
- 物語に登場する主人公以外の人物を、新たに主人公として描いた作品。ドラマや映画の世界でも頻繁に作られています。