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仕事を知る

ビューティアドバイザーの仕事内容

売り場でのカウンセリングや接客販売から、商品・売上管理など裏方の仕事まで幅広くこなします

化粧品販売を通じて、お客様の「美」をサポート

ビューティアドバイザーは、自社商品を使ったスキンケアやメイクアップの提案を通じて、化粧品を販売するのが仕事です。売り場に出ているときは、お客様の悩みを解決する商品をおすすめしたり、メイクアップ用のアイテムの使用法やメイクの仕方を教えながら、商品の販売へとつなげていきます。 また、自分がお客様に接していないときは、接客中のアドバイザーのサポートをしたり、他のお客様に積極的に声をかけたりする他、ディスプレイを直したり、商品の補充やテスターの状態チェックをするなどして、常に売り場をきれいな状態にしておきます。

在庫や売上管理、POP(※)づくり、DM送付など幅広い業務をこなします

カウンセリングやメイク指導以外にも、ビューティアドバイザーの仕事はたくさんあります。
日中接客などを中心にこなした後、営業時間が終了するとその日の売上や在庫の確認を行い、商品の発注や売れ筋などをチェックします。そして報告事項などをまとめて本部に送り、ミーティングを行って1日の業務が終了します。
また、業務の合間などに、販売促進のためのPOPづくりなども行います。
膨大な種類の商品が並ぶ化粧品売り場では、おすすめのコメントをあてに商品を購入していくお客様も多く、POPの存在は少なからず売上に影響します。そのため、一つひとつのPOPづくりにも気が抜けません。その他、セールや新商品の入荷にあわせてお客様にDMを送り、来店を促すのも、ビューティアドバイザーの大切な仕事です。

ビューティアドバイザーはお客様にとって頼もしい相談役である一方、販売員としても仕事をこなしていかなくてはなりません。ただ化粧品のご紹介をするだけでなく、商品や売上を管理する能力、商品の告知や販促のためのPOPづくりなど地道な作業をこなす能力も求められます。

(※) POP…商品の販売促進を目的とした広告ツール。化粧品売り場ではプライスカード型や卓上スタンド型が主流となっている。POPには商品の特徴や説明、イラスト、キャッチコピーなどが書かれていて、店員に代わって商品情報を伝える他、売り場に独特の雰囲気をつくることができる。ドラッグストアや百貨店などでは、POP1つで売上が大きく変わることもあり、販売促進を目指す上で重要なツールとされている。