先輩を知る
- 薬の効果が見えると本当に嬉しい！レベルの高い研究チームで、日々勉強中
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鈴木 崇将さん医薬品開発技術者(大鵬薬品工業株式会社勤務)
出身校東京医薬専門学校
- ※インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります
レベルの高い先輩方に囲まれて、毎日が勉強の連続です
現在、がんの特効薬の開発チームで、効力を確かめるための動物試験に携わっているのですが、先輩の技術者の方は、みなさん本当にハイレベル。早くその域に達したいと、毎日が勉強の連続です。でも、そのレベルの差に圧倒されるのではなく、ヤリガイを感じて続けられるのも、専門学校で学外実習の経験があったからだと思っています。
学外実習で最先端の研究現場を体験
私が通っていた東京医薬では実習授業が充実していて、学外実習では国立研究所で1年間お世話になりました。長時間、研究所につめて実験を行うという経験はもちろんですが、最先端の研究現場のレベルの高さを体感できたことは、学生だった自分にとって本当に貴重な経験であり、大きな財産だと思います。
就職して現場に出る前に、「もっと勉強して、知識も技術も高めていかなければ」という向上心を持てたことは、とてもよかったと思っています。
薬の効果が見えると本当にうれしい！
現在は、がん特効薬の開発研究の一員として、研究中の薬の効果をマウスで確認するのがメインの仕事。投与した薬でマウスが元気になっていくのを見ると、本当にうれしいですね。また、がんに冒された組織を取り出して、病理サンプルを作成するのも仕事の一つ。こうしたサンプルがよりよい薬の開発に活かされていきますので、いろんな試験、作業の積み重ねが大事なんだなと思います。
医薬品の開発は、とても長期にわたります。自分が効果を確認した薬が世に出て、誰かの役に立つことができたら、その時が一番嬉しいでしょうね。いつかその日がくるまで、日々技術を磨いていきたいです。
- 鈴木さんの職場
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大鵬薬品工業株式会社
「チオビタ・ドリンク」で知られる製薬会社。ヘルスケア用品を中心として、抗がん剤や医薬品の製造、販売を行っている。主な製品として、「ソルマック」や鎮痛液ゲルの「ゼノール」などがある
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