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仕事を知る

就職先・活躍フィールド

ゲーム制作に携わる職場で活躍色々なタッチのグラフィックで多くの人を魅了

ゲームグラフィッカーは、ゲームを販売するために内部で制作も手がける大手メーカーや、制作のみを手がけるゲームメーカー・制作事務所などに就職し、給料を受け取ってゲームグラフィックの制作を担当します。
ゲームが発売されるメディアはさまざまで、それだけ多くのフィールドがゲームグラフィッカーの活躍の場となっています。
最近では、テレビ番組や映画にもCG(コンピューターグラフィック)映像があふれていて、全編CG映像で作成される映画も珍しくなくなってきました。ゲーム制作の現場で培われた技術や経験をもとに、ゲームグラフィッカーの枠を越えてCGクリエーターとして活躍することも不可能ではありません。

就職先と活躍の場

ゲームメーカーでさまざまなゲームを制作女性や子供のプレー人口も増えています

ゲームグラフィッカーが、ゲームメーカーに就職して手がけたゲームは、家のなかだけでプレーされるわけではありません。今ではいろいろなメディアに進出して、いろいろな場所でゲームを楽しむ人が増えています。どんなゲームメディアがあるのか、それぞれどんな特徴があるのか代表的なものを紹介していきましょう。

家庭用ゲーム機
プレイステーション3やWiiに代表される家庭用の据え置き型ゲーム機。家でじっくりとプレーする“大作”と呼ばれる規模の大きいゲームが多く、開発・制作にも多くの時間と労力が費やされます。ゲーム機自体の描画能力も高く、それだけ緻密なグラフィックの制作が求められます。
携帯型ゲーム機
プレイステーション・ポータブルやニンテンドーDSに代表される持ち運べるゲーム機。モノクロ表示で画像も粗かった10年前とはくらべものにならないほど進化していて、いまでは家庭用ゲーム機と同じくらいのクオリティが制作側には求められます。
業務用ゲーム機
アミューズメント施設(ゲームセンター)に設置されるゲーム機。圧倒的に高性能・高画質の本格的なものから、子供向けのゲーム機まで種類はさまざまで、ショッピングセンターやデパート、ボーリング場などにも設置され広い年代に楽しまれています。
携帯電話/モバイルメディア
携帯電話やiPodなどに代表される持ち運び可能な電子メディア。本来は別の目的のメディアですが、ゲームの需要も少なくないため、さまざまな作品が提供されています。性能や画質に制限のあるなかで、工夫されたグラフィックを提供するセンスが求められます。
パソコン/インターネット
本格的なゲームが多くマニアックな印象だったパソコン用ゲームですが、現在はインターネットを介して多くの人が利用するようになりました。女性も含めたプレー人口の増加に合わせて、センスの良いディフォルメの効いたグラフィックが人気を集めています。