なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム

なりかたを知る

必要な知識・求められる資質

専門知識はもちろん、問題を見抜き解決する力、
柔軟な思考やプレゼンテーション力も求められます

必要資格

必須資格はありませんが、これらの資格があると就職にも有利です

  • 基本情報処理技術者 ・応用情報処理技術者 ・LPIC(Linux技術者認定試験) など
求められるスキル・資質
  • ・コミュニケーション力 ・問題解決能力 ・交渉力 ・探求心
  • ・問題点を的確に見抜き、その解決策を考えられる人
  • ・相手の気持ち、求めるものをきちんと読み取ることができる人
  • ・自分の提案を、分かりやすくしっかりとプレゼンできる人

システムエンジニアとして特に必須となる資格はありませんが、コンピュータ全般に関する専門スキルが必要とされるため、「情報処理技術者」や「マイクロソフト認定技術資格」などの資格を取得しておくと、就職時に有利になったり、資格手当がつくといったメリットがあります。

問題点を見抜き、解決策を考える思考力が必須!

クライアントの話を聞きながら、瞬時に「課題」と「ニーズ」を発見し、その解決策を提案することが必要になるため、まずはお客様のニーズを的確に把握する読み取ること、ヒアリング能力が必須です。
また、もしお客様から「こうしたい」という希望があったとしても、「課題はそれで解決できるのか」「問題の根本はどこにあるのか」と多角的に考えるための柔軟で深い思考力、そして「ではこういうシステムはどうか」という提案を、分かりやすく、正確に伝える力、表現力が大切になります。

コミュニケーション力とプレゼンテーション能力が鍵!

エンジニアというと、一人でPCに向かっているイメージがありますが、システム開発はチームで行うことがほとんど。そのため、意思疎通を図るコミュニケーション力やプログラマをまとめるマネジメント能力、自分の意図やプロジェクトの目的などをチームにしっかり伝える力も必要になります。
また、クライアントがコンピュータにあまり詳しくない場合もありますので、そういったクライアントに対して分かりやすい言葉で説明したり、相手のニーズを的確に汲み取ること、そして説得力のある提案をするためのプレゼンテーション能力も大切です。

納期は厳守!スケジュール管理能力も大切です

クライアントが相手の仕事であるため、納期を守ることは必須。それに間に合うようスケジューリングしたり、進捗を管理すること、また、そのためにはスタッフとのチームワークも大切になります。

専門性が高く、テクニカルな職業ではありますが、クライアントとの折衝があったり、プログラマをマネジメントしたりといった、人間関係を円滑にする力や交渉力が求められるため、「人付き合いが苦手」という方には、基本的に向かない職業だといえるでしょう。
システムエンジニアは、高度なスキルが求められる技術職でありながら、豊かな「人間力」も求められる、「コンピュータシステム」と「折衝」のエキスパートでもあるのです。

専門的な技術が求められるシステムエンジニアですが、チームで進める仕事であり、クライアントとの折衝もあるため、コミュニケーション力や、システムの内容を分かりやすく説明するスキルも求められます。 また、長期間にわたるプロジェクトもありますので、業務をスムーズに進めるためのスケジュール管理はもちろん、体調管理や自己管理をしっかり行うことも大切です。