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専門用語集

映画監督に関する用語集に関する専門用語

  • カチンコ
    カチンという音のするボード。シーンやテイクなどの説明が書けるようになっており、編集時にはカチンコのぶつかる瞬間のコマと録音テープの音を合わせれば、映像と音声を同調させることができる。ボードにナンバーを書くのは、通常は助監督の仕事です。
  • カット
    ひとつの映像から別の映像への転換のこと。
  • ショット
    長短関係なく、切れ目なしに、連続的に撮影されたフィルムの単一断片。一本の映画は一千ショット以上からなることもあれば、単一のショットであるかのように見せることもあります。
  • シーン
    映画の物語におけるひとつの完結した単位。単一の場所、単一のアクションを扱ういくつかのショットの連なり(あるいは単一のショット)。比較的曖昧な用語で、映画の一場面を指すことに使われます。
  • テイク
    ひとつのショットのヴァリエーションのひとつ。映画ではそれぞれのショットあるいはセット・アップ(カメラと照明の位置)でひとつかそれ以上のテイクを撮影する。それぞれいくつかあるテイクのうちひとつだけが最終的に映画に使われます。
  • トレイラー
    短い宣伝用映画。まもなく公開される映画を予告宣伝する。予告編。
  • クランク・イン
    撮影を開始すること。→クランク・アップは、撮影が終了すること。
  • 香盤【こうばん】
    映画館での入場料から得られる収入。
  • お蔵
    完成した作品の公開を中止すること。
  • ディレクターズ・カット
    作品で監督が自身で編集をした作品を編集すること。また、その作品。