なりたい仕事のことを知る ナリカタ

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仕事を知る

就職先・活躍フィールド

最初は1ステージからの積み重ねですが、
ヒット曲が出れば印税収入の夢も!

まさに音楽でご飯を食べる!
その実力で稼げるスタジオミュージシャンや、ヒット曲で印税が入るミュージシャンなど、夢は広がります。
しかし最初は、1曲、1ステージの演奏からの地道な仕事からスタートします。

バンドデビュー/ソロデビュー

給与体系は年俸制(12等分)での支払いがあるほか、下記のような方法があります(実際の金額はアーティストや曲によって様々)

曲の買い取り

例)プロモーション等で使うために、印税も含めて1曲5~15万円でプロダクションが買い取る、など

拘束時間に応じての報酬

例)決められた金額でこの時間は空けておくという拘束
ただし、デビューしたミュージシャンには『印税』という収入手段もあります。 歌手やグループメンバーに対するアーティスト印税(CD売り上げの約1〜2%) また、作詞/作曲をしていれば、著作権料(CD売り上げの約1.5%〜2%、契約により異なる)が収入となります。また、テレビ、ラジオ、カラオケ、ライブ等での使用料も規定に定められた額が支払われます。
シングル1枚10円の印税として30万枚の大ヒット → 新人でも数百万円という金額が手に入ることになります。

スタジオミュージシャン

固定給はほぼありません。

1レコーディング

例)30,000円〜50,000円など(1~3曲ほど)。内容により変動あり。

時間給制

例)時給7,000円〜15,000円など。
どちらも実力により、金額に幅がありますが、実績を積んで力をつければ、高い時間給をもらえるようになる仕事です。

ツアーミュージシャン

3ヶ月のツアーに参加し、およそ150万円〜300万円が相場のようです。
一般にプロとして活躍している人の年収は、200〜400万円ほど。スタジオミュージシャン、ツアーミュージシャンは、楽器インストラクターなどの仕事も兼業している人が多いようです。
例)大手プロダクションの7大都市ツアー 100万円
例)25ステージのツアー(リハーサル含め) トップクラスのミュージシャンで約400万円前後

※ツアー、スタジオミュージシャン(共通)

売れっ子ミュージシャンになると、いくつかのバンドを兼ねていたり、ツアーの間にもレコーディングに参加するなど、サラリーマン平均以上の収入を得ている人もいます。しかし、完全出来高制。将来の保障もないため、人脈作り、演奏技術のアップ、楽器メンテナンスなど、常に準備が必要です。