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化粧品開発技術者への道のり

養成施設で学んだ後、資格を取って就職へ!
化学物質などの専門知識、実験の技術が求められます

実践力を身につけるための近道

化粧品開発技術者になるために、特に決まったルートや資格などはありませんが、現場では、原材料に関する知識や化学物質、皮膚科学など幅広い分野の専門知識、また、成分分析や安全性のテストなど様々な実験の技術、器具の操作技術が求められます。
知識や資格を持たずに就職できるケースもありますが、実務上や就職時のことを考えると、生命工学やバイオテクノロジー系の学校等で必要な知識を学び、バイオ技術関連の資格を取得して就職に臨むことが一番の近道だといえます。
また、技術者の採用では「即戦力」を求める企業がほとんどですので、養成施設で学ぶ段階で、実験や解析装置などの操作に慣れ、実践力を身につけておくことがポイントだといえます。

専門知識や資格をもっていると就職にも有利!

化粧品開発技術者としての就職先は、化粧品会社やOEM(化粧品受託生産会社)、原材料会社といった企業になります。
現場ではたくさんの材料や化学薬品を扱うため、「危険物取扱者」や「毒物劇物取扱責任者」などの専門資格、また、消費者のニーズや流行にマッチする製品を開発するためには感性も問われるため、「色彩検定」や「アロマテラピー検定」などの資格も役に立つでしょう。

化粧品開発技術者までの道のり