食の安全が求められる今、資格取得で活躍の場が広がります
パティシエになるためには、必ずしも資格が必要ではありませんが、国家資格である「製菓衛生師」を取得すれば、「衛生知識」を持ったパティシエとして評価されます。
製菓衛生師(国家資格)
「製菓衛生師」は、製菓衛生師法に基づく国家資格です。
さまざまなスイーツが生み出される中、新たな食材を使った商品も増加しています。また、食の安全の問題がニュースで取り上げられることも多い昨今、製菓業界においても『正しい衛生知識』を持った「製菓衛生師」の資格を持つ、パティシエのニーズが高まっています。
「製菓衛生師」の資格があると、独立開業の際に不可欠な「食品衛生責任者」資格を申請のみ(通常は講習試験が必要)で取得できます。
資格試験の流れ | 中学校卒業 高等学校卒業 |
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試験 | 都道府県や地域連合で実施 |
受験資格 | 次の(1)又は(2)の条件を満たしていること。
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試験科目 | 衛生法規・公衆衛生学・食品学・食品衛生学・栄養学・製菓理論・製菓実技 |
合格率 | 合格率は年度や都道府県により異なりますが、約60〜80%前後が平均のようです。
大阪府65.0%、新潟県92.4%、岡山県56.4%、和歌山県67.9%、滋賀県69.1% |